栃木県はが郡の

陶工のつぶやき

どんぐりヒルズ研究所その二

2011-05-07 22:09:24 | 雑記
謎のどんぐりまん博士は

電力会社を選べないと言う事に疑問をもっていた。

これは独占禁止法にも違反しているのではないだろうか?

「わが社ではクリーンなエネルギーで発電しています。値段は少々高いですが

安心して使っていただけます。」

と言う会社があったり

「わが社は原子力発電の専門です。いまなら一ヶ月無料にしますよ。」

と言う会社があったり

そういうのを

選べるのであれば企業努力が期待できるだろうし

消費者も選べる。

電話の会社だって選べるようになったではないか。

企業と言うのは

食中毒を出したら、存続の危機になるのだ。

そういうことを思いながら

下水発電の研究に取り組んでいたのであった。

そこに

実業家のピスタチオ氏が訪ねてきた。

どんぐりまん博士の研究を知って

一緒にビジネスをしようと言う誘いであった。

ピスタチオ氏は

ガイガーカウンターをレンタルすると言うビジネスで

急成長しているのであった。

「どんぐりまん博士!私はあなたの下水発電が

これからの世界を変える切り札だと思っています。

是非私と一緒に仕事をしていただけませんか?」

おみやげの

カワナのケーキをほおばっていた

どんぐりまん博士は

あまりの旨さに

ピスタチオ氏の話は耳に入っていなかったのである。

「ピーナツ君お茶を頼むよ。」

「はいわかりました。」

助手のピーナツ君はお茶をいれに行った。

「どんぐりまん博士!いかがですか?。」

「うまい!うまいですぞ!」

「いや、ケーキではなく、下水発電のことですよ。」

その時

扉の向こうでドアを叩く音が・・・