昨日書いた左手人差し指の血豆
今日になってジンジンは無くなったけれど
まだぷっくりして
しげしげと眺めていると
肉球のようにも見えてきたぞ
このプニプニ感がたまりませんな
さて
散歩の時
足もとの茂みからバッタが飛び出した
何匹も飛び出したその中の一匹が
ガードレールを直撃した
「カ~ン」ってすごい音がしたんだけれど
バッタ大丈夫か?
探してみると
殿様バッタがひっくりかえっている
「殿!だいじょうぶでござるか?」
こりゃなんとかせねばなるまい
「おんぶバッタを呼んで、連れてってもらってはどうじゃろ。」
と話し合ってた所
また、ちょうど良くおんぶバッタが通りかかった
「しばらく!すまぬが殿様を背負って、お城まで行ってはもらえぬか?」
「承知しました。」
と殿様バッタを背負って歩き出したんだけれど
殿様重いのよ
おんぶバッタと言えども殿様バッタをおんぶするのは初めてで
いくらも進まぬうちにくたびれてきた
おっと大変だ
おんぶバッタの足もとがふらついてきた
あ!あぶない
おんぶバッタ、石につまずいた!
大丈夫か?
お~大丈夫だ。バッタふんばった!
・・・ダジャレではないぞ
こんなんで大丈夫かな~
お城まで戻れるのかい?
鈴虫ネットWi-Fiで救援を頼んだ方が良いんじゃないか
さっそく草葉の陰の鈴虫に頼んでみた
リーン・リーン・・・
すると向こうの草葉の陰でも
リーン・リーン
さらにその向こうで
リーン・リーン
と次々に伝わって行って
お城から救援隊が駆けつけた
女王バッタもやってきたぞ
殿様バッタと女王バッタとは変な組み合わせだが
この際そんな事を言ってる場合ではないのだ
「殿!しっかりしてください。」
この時になって殿様バッタは気を取り戻した
「ん・ん~ん・・・はて?ワシはどうしたんじゃ?」
よく見ると頭にでっかいコブを作って
なんとも間抜けな殿様バッタ
救援隊のカゴに乗ってしずしずと帰っていきましたとさ
バッタがガードレールにぶつかったのは本当よ
途中から作り話になってしまった。すまぬすまぬ。