栃木県はが郡の

陶工のつぶやき

だんだん濃くなる

2014-03-28 22:35:36 | 石膏型陶芸
髪の毛の話ではないぞ

鋳込みと言う方法で陶磁器を作っていると

流し込む「でいしょう」

泥の事ですけど

これがだんだん濃くなってくる

どういう事かというと

石膏型に流し込んで

希望の肉厚になったら泥を排出するんです

その泥はまた繰り返し使えるんだけれど

石膏型に水分が吸われちゃうわけなんですな

5個や10個流すのなら気にもならないのだけれど

50個100個となってくると泥が濃くなってくる

それも

撹拌した時はさらっとなるんだけれど

固まる時間が短くなってくるので

始めはわからないのです

泥を排出するときになって

逆さにしても出てこないと言うことになる

そういう時は水と水ガラスを少し足すわけです

私の場合は5%くらいをメドに

少しずつ足していく

粘土にもよるのでこの分量はその人その人によって違うだろうな

入れ過ぎると

今度は粘土を増やすことになり

「もったり、まけたり。」と言うことになる

これって秋田弁だったかしら?

そう言えば

最近図書館で

ラジオ体操第一「各地の方言版」と言うのを借りてきた

標準語のものから青森弁+津軽三味線

山形弁・・・・名古屋弁とか

八重山諸島弁とか

英語、イタリア語など

様々入っていて

私は特に津軽弁+津軽三味線とイタリア語にやられました

ピアノだから気合が入るのだと改めて思った次第

三味線の音の揺れはチカラが抜けるのだ

イタリア語はまるでオペラ

気合が入りそうなのは名古屋弁かな

こういうのは言葉で説明しても聞かなきゃわからんので

聞いてみてはいかがでしょう?