陶芸の材料に「カオリン」と言うものがあります
女の子の名前じゃないよ
このカオリンにも
朝鮮カオリンとか金剛カオリンとか
ニュージーランドカオリン
関白カオリンとか色んな種類があり
色とか溶け方とか様々
陶芸の材料店で一般的に売っているのは
白っぽい粉末
大まかに言うと粘土の仲間
中国の景徳鎮と言う陶芸の産地では
カオリンで磁器本体を作るらしいが
益子では釉薬に使うことが多いです
たとえば上の写真
灰とカオリンで
表面が光らない釉薬を作ったのですが
下地の色は隠したくない
しかしながらツルッとして手触りの良いモノにしたい
と言うことで
テストしてみると
朝鮮カオリンではザラッとする
関白カオリンでは光りすぎる
こちらを足したりあちらを足したり
しているうちにバケツだらけ
窯から出るまで時間がかかるので
結果を見ないとバケツの整理がつかないのです
それが今日ようやく片付きました(⌒▽⌒)
不思議な色合い。
お写真では分かりかね
実物を拝見したいと思わせて頂きました。
陶器
見ることだけは大好きです。
陶器は立体物ゆえ写真ではなかなか良くわからないかもしれませんね。