11月18日には湯の丸高原で湯の丸スキー場の安全祈願祭が行われました。スキー場の第一ゲレンデに東御市の関係者の皆さん、観光協会などの皆さん、嬬恋村の皆さんが集まり、神官さんのお払いを受けた後、リフトのテープカットが行われました。
この春はスキー場の来場者も東日本大震災の影響で前年度9%減、15万人台で振るわなかったそうです。一昨年は17万3千人でした。今年度はいい年にしたいものです。
もともと長野県の東部地方、東信は佐久スキーガーデンパラダ、軽井沢プリンスホテル、そしてここ湯の丸高原スキー場は長野県内のほかのスキー場と異なり好調を維持して来ました。その要因は都心から近く日帰り県内にあること、高速道路でのアクセスが良好であること、人口降雪機などの設備が整っていることなどがあげられます。
まさに最近のレジャーの傾向である「安・近・短」の志向にあったスキー場であるということができます。しかしこうした客観的な条件を活かすことができるかどうかは地域におけるスキー観光への取組み次第です。湯の丸スキー場がさらに発展することを願っています。