議員の賛否を掲載しました

2011-11-29 17:44:02 | 議会活動


「市議会だより」11月号をご覧いただけたでしょうか。18・19ページの見開きに田中保育園の記事が掲載されています。9月議会で問題になった田中保育園の審議経過を詳細に紹介しています。

その中にこの問題に対する議員一人ひとりの議案に対する態度が〇と×で掲載されています。田中保育園問題に限定した取り扱いになってはいますが、議員一人ひとりの態度が明らかになったことは初めてで画期的なことでした。

市民からすれば議員が議会でどのような活動をしているかなかなかわかりません。こうして一人ひとりの態度が明らかにすることはきわめて意味のあることだと思います。しかしこれまではなかなか同僚議員の賛同が得られませんでした。

今回田中保育園問題を掲載するにあたり、議員一人ひとりの態度を明らかにすべきだという声があがり実現に至ったものです。しかしこれはまだ一歩にすぎません。今後すべての議案について同様の取り扱いができるように力を尽くしたいと思います。

舞台が丘整備事業について説明がありました

2011-11-29 03:15:54 | 議会活動
24日に全員協議会がありました。舞台が丘整備事業についての新しい動きについては
以前このブログに書きましたが、直接市側から説明を受けるのは初めてです。市側は市長、副市長ほか関連部署の職員十数名が勢ぞろいしていました。

まず市長から舞台が丘整備事業に県・東深井線の延伸計画も加える旨の説明がありました。資金計画は下記の通りです。

1、本庁舎増築棟・別館など-18億円
2、中央公民館-------6億5000万円(うち講義棟1億3000万円)
3、勤労者会館-------1億5000万円
4、子育て支援センター(現図書館)1億5000万円
5、場内整備--------2億1500万円(うち歩廊4500万円)
6、その他---------5億8000万円
(うち庁舎・図書館など什器備品3億4千万円、移転補償費9600万円、
 仮設庁舎整備費6500万円、太陽光設備5800万円など)
7、県・東深井線道路新設工事-15億円(うち10億円は高校への補償金)
  合計---------50億7000万円


これに対し資金調達計画は下記の通りです。

1、交付金--------10億円
2、合併特例債------24億3000万円
3、その他起債------11億円
4、一般財源--------5億4000万円
  合計---------50億7000万円


基本構想策定時には25億円でした。それが昨年10月の基本設計完了時には30億円に増加し、今回新たに道路を建設することで当初予算の倍の50億円にまで膨れ上がっています。確かに調達計画を見るとあとで交付税で措置される有利な起債「合併特例債」などを使うことで、負担をできるだけ低く抑えるような配慮が見られますが借金は借金であることは事実です。

4つ疑問があります。本当に講義棟は必要なものなのでしょうか。中央公民館から市庁舎まで屋根付きの渡り廊下はなければならないものなのでしょうか。東御清翔高校の管理棟と体育館をつぶしてまでここに道路を作らなければならない必然性はあるのでしょうか。市長は高校への補償金10億円で東御清翔高校を整備するようですが、市民の税金で高校の整備を図ることは市民の理解が得られるのでしょうか。

そもそも花岡市長は市長選挙の際「ハードからハートに」、「つくるから使いこなすへ」をモットーにしていたはずです。基本構想でも西庁舎は耐震化して使いこなすとしていました。当初4階建てだった増築棟も内容を精査し、3階建てに変更しました。そうした方向からも逸脱しているのではないでしょうか。

市民に対してもしっかりとした説明が求められます。計画の大幅な変更になるのですからパブリックコメントも実施し、市民の意見を聞くべきです。

いま景気が好転しない中で円高が追い討ちをかけ企業の業績もふるいません。市民生活も一層厳しくなっています。若者の就職もままなりません。今後税収の落込みも懸念されるところです。そんな中当初計画が25億円で、修正計画が50億円にのぼるというような大盤振る舞いの計画でいいのでしょうか。少なくとも民間企業では考えられないことです。

露地の剪定に精を出しています

2011-11-29 02:10:55 | 趣味・野良仕事
このところ露地の剪定に精を出しています。わが家の庭には植木がたくさんあり、毎年11月には露地師さんが来て剪定をしてくれます。今年は私も精を出して剪定をしようと思い立ち少しずつ始めています。むろん松など難しいものは露地師さんにお願いして私は樫の木とか百日紅などの簡単なもの専門です。

露地師さんもスケジュールが詰まっており先週末で終わりました。残りは私がやらなければなりません。見よう見まねで紅葉や木蓮を手がけましたが、はたして来年芽が出るかどうか心配です。山の畑にあるくるみの木も枝下ろしをしなければなりません。

畑の冬支度もまだまだこれからです。先日ぶどう畑に肥料を撒いたのでトラクターで耕さなければなりません。それでも今年は温かいので大助かりです。

指定管理者制度について勉強しました

2011-11-29 02:03:21 | 議会活動


23日に松本市で指定管理者制度についての勉強会があり参加しました。最近自治体業務の中で従来の委託業務に代わり指定管理者制度の導入が目立ってきています。これまで指定管理者制度自体よくわかっていなかったこともあり大変ためになりました。



帰りに長野自動車道の姨捨サービスエリアで長野市のえびす講の花火大会を見ました。以前現職で長野市に住んでいた時、子供たちを連れて花火見物に行った時のことを思い出しました。11月は寒いので堤防の土手に車を止めて、明かりを消した車の中から花火に目を凝らしていました。

議員研修会がありました

2011-11-29 00:55:34 | 議会活動
このところブログの更新が滞っています。皆様にはご迷惑をおかけしています。このところ忙しかったり、考えなければならない問題があったりしてパソコンに向かう気になりませんでした。

さて28日は午前中は議員研修会がありました。これは定例議会の前に行うもので、今回のテーマは東日本大震災に対する職員派遣の状況でした。これまで被災地に対して東御市が行った職員派遣の状況は下記の通りです。

1、応急給水活動(6人)
(1)期間 平成23年3月24日から4月12日まで
(2)派遣職員 上下水道課後術者6人(2名ずつ1週間交替)
(3)派遣先  宮城県登米市を拠点とする周辺市町村

2、医療支援活動(6人)
(1)宮城県気仙沼市への派遣
 ア、期間 平成23年4月5日から6日まで
 イ、派遣職員 市民病院の医療職1名及び事務職1名
(2)岩手県大槌町への派遣
 ア、期間 平成23年5月10日から15日まで
 イ、派遣職員 市民病院の医療職4名

3、保健活動(3人)
(1)期間 4月21日から26日まで
(2)派遣職員 保健師2人及び事務職1人
(3)派遣先  岩手県陸前高田市

4、自治体業務支援等(61人)
(1)期間 4月5日から10月4日まで
(2)派遣先 宮城県気仙沼市
(3)現地支援業務従事派遣
 一般職54名(毎週1班(2名)ずつを派遣。
 派遣先では2班(計4名)がそれぞれ2週間、支援業務に従事)


このほか「高原学校イン東御市」を実施し、福島県伊達市の子供たち110名を受け入れました。

1、受け入れ対象 
 福島県伊達市保原地区大田・保原・上保原・柱沢小学校5・6年生104名
 引率者6名
2、受け入れ期間 7月25日(月)~29日(金)4泊5日
3、宿泊場所 湯の丸シティオス地蔵
4、滞在中の活動
 7月25日(月)伊達市出発午前7時、午後2時シティオス地蔵着、歓迎会
 7月26日(火)市内5小学校での交流事業、夜キャンプファイアー・花火大会
 7月27日(水)体育館のスポーツ交流、市民プール
 7月28日(木)池の平ハイキング、海野宿・芸術むら公園・梅野絵画館見学
         夜、童謡唱歌交流の夕べ
 7月29日(金)湯楽里館・道の駅でお土産の購入、午後5時伊達市着


研修会では被災地への派遣に参加した4名の職員がそれぞれの体験をお話いただきました。その中で派遣の成果として被災地を自分の目で見ることができたこと、市民の職員に対する期待は極めて高いことがわかったこと、活動を行う中で職員同士のきずなが深まったことなどをあげていました。そしてこれからも気仙沼の復興を見届けたい、これから支援や交流を継続して行きたいと述べていました。

派遣活動に参加された職員の皆さん、そしてそれを支えられた仲間の皆さん、本当にご苦労様でした。今回の活動の中で皆さんお一人おひとり、学ぶべきことが多々あったことだろうと思います。それをこれからのお仕事の中に活かして行ってほしいと思います。

私自身、これからも被災地に思いを馳せ、復興を見守って行きたいと思います。

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