最近、このブログの「ドラゴン」ってカテゴリーはほとんど倉田保昭が中心になって来ているような(汗) ブルース・リーを始め、他の“ドラゴン”にも目を向けなきゃ・・・。
先日入手したDVD『倉田保昭の「カンフー大作戦」』(原題「懲罰」1978年・香港)
しかし、安易なネーミングだなぁ(笑)
主演は左から倉田保昭、山下タダシ、トニー・ブーンの“アジアン・トリオ”。倉田は日本人、山下は日系アメリカ人、そしてトニーは中国人という“素のまま”の設定ゆえのアジアン・トリオ。
70年代の香港カンフー映画にありがちな時代劇的要素や凄惨なシーン、或いは復讐に次ぐ復讐劇ではなく、あくまでも明るいコメディータッチ要素が伺えます
三人の仲の良さが垣間見えたり、ペンキ塗りのハケがヌンチャク代わりなんて冒頭から笑えます。「ミスター・ブー」のソーセージ・ヌンチャク、「刑事物語(武田鉄矢主演・原作)」のハンガー・ヌンチャク(鎖で繋がっていないけど)と肩を並べるほどの迫力?があります
この映画の武術指導を担当しているのが鹿村泰祥。
彼もまた一時期は和製ドラゴンとして香港映画に名を馳せており、この「カンフー大作戦」にも悪役として参加。つまりこの映画には山下タダシを含めて3人の和製ドラゴンが出演しているわけです
彼が操る三節棍VS倉田たちのアクションは見応えがあります
ローラースケートを履いた悪役として登場するのは日本人の中村勇。鹿村の元で武術指導助手として参加しています。笑えます
そしてこのニワトリ拳法の白人。のっけから「コ、コ、コッ、コケーッコケーッ!」と羽ばたいてます。コレが結構強い。倉田アニキも手こずっています。笑えます
立派な筋肉を披露する力自慢のボディー・ビルダー。3人が寄ってたかって向かってもビクともしません。それでも3人は力を合わせて最後にトリプルキ~ック
・・・と、キックはしないでストップモーションなんですけど、この3ショットはのちのジャッキー・チェンの「スパルタンX」を彷彿させます。
ちなみに倉田は正統派カンフー、山下タダシはタイのムエタイをミックスしたカンフー、トニーはバク転バク宙を交えたアクロバティック・カンフーと、それぞれが“本物”であるがゆえに見る者を飽きさせません
この作品が制作されたのが1978年。
という事は、倉田保昭はドラゴンブームの追い風もあって、香港映画の和製ヒーローとして日本でも知名度があがり、テレビの「闘え!ドラゴン」や「Gメン'75」の主演ですでに人気俳優として活躍していた頃ですね。
重みのあるアクションは迫力が増しており、見ていてスカッとします
先日入手したDVD『倉田保昭の「カンフー大作戦」』(原題「懲罰」1978年・香港)
しかし、安易なネーミングだなぁ(笑)
主演は左から倉田保昭、山下タダシ、トニー・ブーンの“アジアン・トリオ”。倉田は日本人、山下は日系アメリカ人、そしてトニーは中国人という“素のまま”の設定ゆえのアジアン・トリオ。
70年代の香港カンフー映画にありがちな時代劇的要素や凄惨なシーン、或いは復讐に次ぐ復讐劇ではなく、あくまでも明るいコメディータッチ要素が伺えます
三人の仲の良さが垣間見えたり、ペンキ塗りのハケがヌンチャク代わりなんて冒頭から笑えます。「ミスター・ブー」のソーセージ・ヌンチャク、「刑事物語(武田鉄矢主演・原作)」のハンガー・ヌンチャク(鎖で繋がっていないけど)と肩を並べるほどの迫力?があります
この映画の武術指導を担当しているのが鹿村泰祥。
彼もまた一時期は和製ドラゴンとして香港映画に名を馳せており、この「カンフー大作戦」にも悪役として参加。つまりこの映画には山下タダシを含めて3人の和製ドラゴンが出演しているわけです
彼が操る三節棍VS倉田たちのアクションは見応えがあります
ローラースケートを履いた悪役として登場するのは日本人の中村勇。鹿村の元で武術指導助手として参加しています。笑えます
そしてこのニワトリ拳法の白人。のっけから「コ、コ、コッ、コケーッコケーッ!」と羽ばたいてます。コレが結構強い。倉田アニキも手こずっています。笑えます
立派な筋肉を披露する力自慢のボディー・ビルダー。3人が寄ってたかって向かってもビクともしません。それでも3人は力を合わせて最後にトリプルキ~ック
・・・と、キックはしないでストップモーションなんですけど、この3ショットはのちのジャッキー・チェンの「スパルタンX」を彷彿させます。
ちなみに倉田は正統派カンフー、山下タダシはタイのムエタイをミックスしたカンフー、トニーはバク転バク宙を交えたアクロバティック・カンフーと、それぞれが“本物”であるがゆえに見る者を飽きさせません
この作品が制作されたのが1978年。
という事は、倉田保昭はドラゴンブームの追い風もあって、香港映画の和製ヒーローとして日本でも知名度があがり、テレビの「闘え!ドラゴン」や「Gメン'75」の主演ですでに人気俳優として活躍していた頃ですね。
重みのあるアクションは迫力が増しており、見ていてスカッとします