ブルース・リー映画のBGMオムニバス盤って、大きく3段階に分かれて発売されていますよね
日本初公開作品の「燃えよドラゴン」、2本目「危機一発」、3本目「怒りの鉄拳」のあとが最初。
4本目「ドラ道」をもって“生前のブルースが出演している作品はこれで終わり”の風潮の中が2番目。
そしてそっくりさんを何人か起用して製作された遺作「死亡遊戯」のあとが3段階目。
その第1段階に発売されたのがこの2枚。
いずれも「燃えドラ」「危機一発」「怒りの鉄拳」のBGMや音声/音響効果が収録されています
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“本家”TAMから出た『甦るブルース・リー』。通称・赤ジャケ。右はジャケ裏。
通常は映画の1シーンをジャケット写真にするケースが多いのですが、TAMは奇をてらったのか「燃えよ」のスタンダードなポージングのブルースを切り取ってコラージュ(というほどのものでもないけど)しています。まして真っ赤な背景ゆえに、当時のレコード店でもかなり目立っていたんじゃないかなぁ
ちなみにTAM盤の「燃えよドラゴン」サウンドは版権の問題でオリジナルのラロ・シフリンではなく、スタンリー・マックス・フィールド・オーケストラによるカバー演奏です。
価格2500円はイタル少年にとっては高嶺の花で買えなかったし、後年マニア向けグッズの店で見つけた時は1万円のプレミアが付いていたので手が出せませんでした
ところが「太陽にほえろ!」のベテラン刑事・長さんのごとく“足で捜査”していた頃ついに中古店で1950円で発見した時には「お~~~!」っと声が思わず出たのは言うまでもありません
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こちらはソニーから発売された『ブルース・リー/ドラゴンのすべて』。英訳の「BRUCE LEE IN DRAGON」ってのが笑えます。誰が訳したんだぁ~
右のジャケ裏には、当時「ブルース評論の第一人者」と言われた日野康一氏によるブルースのプロフィールや出演作品の解説があります。
ソニーにはオリジナルサウンドの版権がないので、収録曲はすべて“アンサンブル・プチとスクリーン・ランド・オーケストラ”によるカバー演奏です。ただしセリフやアクションシーンの音はサントラです。
しかし、このオーケストラによる演奏が素敵なんです。サントラに比べてガツガツ感もなければアクションシーンを彷彿させるワクワク感もありませんが、オーケストラとしてのスマートな高級映画感があります
ちなみにちなみに・・・。
このソニー盤は、僕が手にした初めてのブルース・リーのレコードで、写真の物はもちろんその時の物です。1974年の暮れだったか、1975年の年明けだったか・・・当時僕は北京に住んでいたのでブルース関連の物は手に入れる事ができませんでした。この時、父が出張で東京に戻った時にお願いをして買って来てもらったものがコレなんです
父はきっとレコード店で、ズラーッと並んだブルース関連の中からこれを選んだのでしょうね。
「色々なブルース作品の音楽が入っているのがいいだろうな」と思ってくれたのかな。それとも店員に「1枚で楽しめるモノは?」と聞いたのかな・・・。
「割れてはいけない、傷をつけてはいけないと思ってちゃんと手持ちで大事に持って来たんだぞ」と北京まで帰って来てくれたのが記憶に残っています。
サウンド的にも好きなソニー盤は、僕と亡き父親の思い出の品でもあります
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その第1段階に発売されたのがこの2枚。
いずれも「燃えドラ」「危機一発」「怒りの鉄拳」のBGMや音声/音響効果が収録されています
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通常は映画の1シーンをジャケット写真にするケースが多いのですが、TAMは奇をてらったのか「燃えよ」のスタンダードなポージングのブルースを切り取ってコラージュ(というほどのものでもないけど)しています。まして真っ赤な背景ゆえに、当時のレコード店でもかなり目立っていたんじゃないかなぁ
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ちなみにTAM盤の「燃えよドラゴン」サウンドは版権の問題でオリジナルのラロ・シフリンではなく、スタンリー・マックス・フィールド・オーケストラによるカバー演奏です。
価格2500円はイタル少年にとっては高嶺の花で買えなかったし、後年マニア向けグッズの店で見つけた時は1万円のプレミアが付いていたので手が出せませんでした
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ところが「太陽にほえろ!」のベテラン刑事・長さんのごとく“足で捜査”していた頃ついに中古店で1950円で発見した時には「お~~~!」っと声が思わず出たのは言うまでもありません
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ソニーにはオリジナルサウンドの版権がないので、収録曲はすべて“アンサンブル・プチとスクリーン・ランド・オーケストラ”によるカバー演奏です。ただしセリフやアクションシーンの音はサントラです。
しかし、このオーケストラによる演奏が素敵なんです。サントラに比べてガツガツ感もなければアクションシーンを彷彿させるワクワク感もありませんが、オーケストラとしてのスマートな高級映画感があります
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ちなみにちなみに・・・。
このソニー盤は、僕が手にした初めてのブルース・リーのレコードで、写真の物はもちろんその時の物です。1974年の暮れだったか、1975年の年明けだったか・・・当時僕は北京に住んでいたのでブルース関連の物は手に入れる事ができませんでした。この時、父が出張で東京に戻った時にお願いをして買って来てもらったものがコレなんです
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父はきっとレコード店で、ズラーッと並んだブルース関連の中からこれを選んだのでしょうね。
「色々なブルース作品の音楽が入っているのがいいだろうな」と思ってくれたのかな。それとも店員に「1枚で楽しめるモノは?」と聞いたのかな・・・。
「割れてはいけない、傷をつけてはいけないと思ってちゃんと手持ちで大事に持って来たんだぞ」と北京まで帰って来てくれたのが記憶に残っています。
サウンド的にも好きなソニー盤は、僕と亡き父親の思い出の品でもあります
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