我が家の近所にある靴の修理屋さん。祖母や母の靴や下駄が壊れるとこちらでお世話になっていました。
「もうね、後継ぎもいないし。何よりもね、靴の部品を卸している店がなくなっちゃって。浅草にもないんだよ。だから直したくても、ね。」
入口に貼ってあった挨拶文によると、昭和16年に開業したようです。太平洋戦争が始まった年かぁ。戦中戦後の靴にまつわる話。いろいろありそうだなぁ。80年もこの地で多くの人たちの靴を見守ってくれていたんですね。
ん?店名が〇〇靴店になっている・・・そうか、そういえば靴がたくさん並んでいた記憶がかすかにあります。写真にある棚は、きっと靴や下駄が並べられていたのでしょうね。
長い間、お疲れさまでした