加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

カール、カンディ、ロバート・リー

2021-11-01 | ドラゴン

おやおや、もう11月に入ってしまいましたねぇ。何となく続いた暖かい日も、これからどんどん冷たくなっていくんでしょうね。どうぞご自愛くださいなっと。

1973年の「燃えよドラゴン」の大ヒットで、どんどん出てきた”便乗商品”。レコードもいろんな会社から、いろんな国のいろんな人が歌ってましたねぇ。おまけに怪鳥音入り!とか言っても、ブルース本人ではなくて、誰だかわからない人が似ても似つかないような金切り声で「アチョ~!」。がっかりした少年たちはたくさんいたんでしょうね。私もその一人ですが

「吼えろ!ドラゴン」カール・ダグラス(1974年/PYEレコード)

ジャマイカ出身のカールが「オ~ホホ~、オ~ホホ~・・・」とまるで山間に立ってのんびりと歌い出したかと思いきや、アップテンポのディスコ調でなかなかノリが良く、ギターのカッティング奏法とフルートの心地よさに思わず肩を揺らしてしまいます。ジャケット上部には「全英ヒットチャートNo.1」と書かれていますが、アメリカ、ドイツ、オランダ、カナダ・・・10か国以上で1位を記録したとか。

「さらばブルース・リー」カンディ(1975年/TAMレコード)

妖しげに手探り状態で暗闇の中で、ともすれば怖い絵本を読むような歌い方で始まり、少しずつ盛り上がって「ウッ!」と同時にガサツだけども何となく明るい曲調で進行していく・・・ブルースを神秘的なイメージに捉えて創られた感じかな。

「兄ブルース・リーに捧げるバラード」ロバート・リー(1976年/エピックソニー)

便乗レコードといっても、やっぱりコレが本命であり正統なる流れなんだろうなぁ。だって作詞作曲した上に歌っているのが実弟ですからねぇ。いやぁ、優しい曲調です。バラード、うん。フォークの素朴さも相まって、兄に対する優しい想いが伝わってきますね。

コメント
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