先日、悪友からアメリカのカンフー・ドラマ「Warrior(ウォリアー)」の予告編的な動画が送られてきました 2019年から2023年までシリーズ放送されており、で・・・ちょいと検索したら、1971年にブルース・リーが考えていた構想を原作として作品化したようです
実はそのリー構想が初めてドラマシリーズ化されたのが、1972年の「KUNG FU」(邦題「燃えよ!カンフー」) デビッド・キャラダインが主演でした。アメリカ西部開拓時代に生きる武術家が強大な組織に立ち向かう姿を描いているのですが、アクションよりもむしろ精神的な教えや武道における哲学を、セリフやナレーションなどでわかりやすく取り上げていたのが、アメリカ人にかなり受け入れられてヒットしたようですね。
本当はリー自身が主役を務めたかったのですが、「アメリカ人とのハーフ」という主人公の設定の割には、リーの様相が東洋人すぎるという事と、リーが話す英語があまりにも訛りが強すぎるという理由でキャスティングされなかったとか
ネットで見つけた「燃えよ!カンフー」の写真。デビッド・キャラダインです 日本でもブルース・リー&カンフーブームに乗って70年代中期にテレビ放送がされたようです。
その頃に発売されたサントラ盤がこちら
「燃えよ!カンフー」(1973年・ワーナー・パイオニア)
作曲・編曲・指揮はジム・ヘルメス(JIM HELMS)で、いわゆる中国/東洋をイメージしたオーケストラチックで雄大なサウンドで、なじみのあるような安心感を持ちながら楽しめます。さらに本編でのセリフやナレーションが随所に収録されており、ビデオがなかった当時の”これぞサントラ盤!”です
聞き終わった後、なんとなく気持ちが落ち着いているのは「精神的な教え」に影響されているからでしょうか・・・
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