加山到のハマッ子雑貨飯店

おもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気が伝われば嬉しいなっと。08年11月6日開店!

無念・坂本龍一

2023-04-08 | レコード

高橋幸宏氏に続いて坂本龍一氏も旅立ちました。YMOの2人が相次いで・・・。何とも言えない・・・ぽっかりと穴が開いた、と言うのかな。

 

「テクノポリス」(1979年・アルファレコード)

高校生だった僕らの前に、”新しい音””新しい音楽”を奏でるバンドとして現れ衝撃を与えてくれましたね。中国からの帰国子女の僕としては、真っ赤な人民服をまとっていた事に驚きました。「へぇ~、中国に関係のある人たちなのかな」と(笑)。

そのうちの一人である坂本龍一氏は、後年まさに”中国に関係ある人”として登場したのが大作映画「ラストエンペラー」(1987年)。旧陸軍の軍人であり、戦前の中国東北地方/旧満州にあった満州映画の甘粕理事長を演じていたのが坂本氏でした。インテリジェンスで気品ある出で立ち。実在した甘粕正彦とはイメージが違うものの、その存在感たっぷりのキャラクターはとてつもなく印象に残りました。

しかも敢えて「片腕」にしたのは、少なからず”過去を匂わせ”、周囲に”恐怖感を与える”という監督発案による演出だったようです。

 

「THE LAST EMPEROR」(1987年・VIRGIN RECORDS/UK)

坂本氏はこの映画では音楽をも手掛けており、オーケストラを率いてのサウンドは、大作をより一層壮大であり雄大に仕上げています。

誰もがひれ伏す皇帝という地位にありながら、幼少の頃から外界に出ることも許されず、傀儡国であるがゆえに権力をかざすこともできず、常に「閉じられた空間」にしかいられない・・・「扉を開けろ!」と心の叫びをそのままタイトルにし、切ない心情を表した「OPEN THE DOOR」が印象的です。

 

坂本龍一 永遠なれ。

コメント (2)
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