いよいよ・・・

本日最終リハ。稽古もついに最後です　本番と同じ進行なので一発勝負ってな感じです。稽古場の雰囲気は最高です。このまま明日の初日に突入できれば言う事ありません。必ずしや楽しい舞台になります
おかげ様で昼の部は満席のようです。熱気でムンムンだろうなぁ

“親方”早坂直家さん

語り芝居の主宰者である早坂直家さんです。３年前の夢座関連の舞台で共演して以来、目をかけてもらっています　文学座のベテラン俳優でもあり、ジャズがお好きでベースを弾いて、でもって落語が大好きという非常に趣味嗜好の幅が広い方です



実は早坂さんは、僕にとってはあこがれの俳優でした。大好きな「太陽にほえろ!」では悪役ゲストとして何度も登場、その印象が強く残っていたからです



ほ～～ら、いかにもワルって感じでしょう　これは'８１年の「ラガー刑事登場！」の時です



そのラストシーン。新人刑事・ラガーがとことん早坂さんをやっつけちゃいます　ラガーを演じた渡辺徹氏も文学座で、早坂さんの後輩にあたります。つまり先輩が後輩のメジャーデビューに胸を貸したわけです

早坂さんの落語口調、たたずまい・・・おもしろいですよ～～

語り芝居・山本亘さん

語り芝居本番まであと２日です。今は通し稽古の真っ最中です。ぜひお越しください。

語り芝居『で・え・く』
浅草・木馬亭・２５００円

２２日（金）３時半／７時
２３日（土）１時／４時半
２４日（日）１時
以上５回公演
演目：「三枚起請」「品川心中」「居残り佐平次」



共演している大ベテランの山本亘さんです。１０年前の横浜夢座公演でご一緒して以来親しくしてもらっています。今回は「品川心中」でなじみの花魁に振り回される人のいい職人を演じています。味があってサイコーです



で、こちらは山本さんが「太陽にほえろ!」に出演した際のスチールです　左がそうですね。第３４６話「華麗なる証人」（'７９年）でルポライター役を演じていました

シルバー・スタッグ（レコード編）

ダウンタウンブギウギバンドが出演したＣＭ『シルバースタッグ（コーセー化粧品）』でバックに流れていた楽曲は「見果てぬ夢のブルース」と思われます。なにせ当時ＣＭを見た記憶がないもので・・・。



それを裏付けるのがこのシングル盤。化粧品の販促用に制作されたようです。というのも一般販売はされていませんし、ダウンタウンのディスコグラフィーにも載っていません　ちなみに所属レコード会社の東芝ＥＭＩからリリース。Ｂ面は同曲のインストゥルメンタル　ドラムは３代目坂庭氏。となると２代目鈴木氏が関わっていた時のＣＭはどんな曲が流れていたんだろ・・・



さらにはＬＰ盤まで出ていました。これも一般販売はされていませんので定価はありません。販促用やキャンペーンのプレゼント用なのでしょう。メインタイトルは「見果てぬ夢のブルース」ですが、よ～く見ると左上に「男と女」と記されています。レコード盤面にもしっかりと記されているのでサブタイトルってな感覚なんでしょうね　収録曲は・・・
＊見果てぬ夢のブルース
＊裏切者の旅
＊悲しきティーンエイジアイドル
＊街角のレディ・コマッシャー
＊身も心も
＊涙のシークレット・ラブ
＊あいつの好きそなブルース
＊ダメな女の四畳半
＊新説・女の意地
＊恋のかけら
・・・こうしてみると「男」や「女」を歌っている内容の曲が並んでいます。だから「男と女」なのか　渋いベスト盤って感じです
資生堂のＣＭで使用された『サクセス』はもちろん収録されてません

中華三昧

ここんとこ、たまたま・・・うん、たまたまですよ。中華料理と縁がありましてね。うん



横浜は鶴見にある「唐華」。ここは刀削麺が売りのようです。そ、固まりになったそば粉（ラーメン粉？）を専用のヘラでシャッシャッとそいで煮えた鍋に入れてゆでたって物。でもって辛い物好きの僕が注文したのが「麻辣（マーラー）刀削麺」。手前の赤いスープがそれね。麺がプリプリしてていい食感です。その左上にある野菜が「豆苗炒め」。さっぱり塩味。右上が「老虎菜」。ピーマンと香菜（パクチー）を青唐辛子で炒めたもの。いや、もう辛いのなんのって　口の中がひーはーひーはー　しかし美味い　一番上のあるのが「揚げピーナッツ」。殻をとったピーナッツを揚げて塩をふりかけてあります。箸休めにゃちょうどいい。また行きたくなるお店です



こちらは東京・荻窪駅近くにある「閣家亭」のランチ。奥が鶏肉の味噌炒め定食。こってりだけどこれまた白飯がよく合う味。付け合わせの味付き煮卵がオツです　手前は海老水餃子定食。大きい海老が１匹ずつしっかりと入っています。ゆでただけの餃子を酢醤油につけてパクッ　プリプリ～



でもってこちらは「イタル亭」（笑）特製のチャーハン。玉ねぎ・キクラゲ・卵入りです。マイ中華鍋とマイおたまでカコ～ンカコ～ンと響きも良く出来上がり～～　愛妻の明日の弁当にしましたぁ

七曲署

先日、自主稽古で都内・目黒に行った時に撮ってきました。１９９７年に復活版「太陽にほえろ!」として制作された『七曲署捜査一係』の冒頭に出てきます　ちなみにボス役は舘ひろし氏。



左から右へと傾斜している道路や、全面鏡張り的な窓、入口右手に見える社名碑が特徴です。



こちらがドラマ内の同ビルです　入口の上には“警視庁七曲警察署”と施されています。右の社名碑にも警察署名が。入口前に立っている後姿は“長さん”こと下川辰平氏。左の駆け込んでくるのは新人刑事の“ダンク”こと浜田学氏。



１０年前までここに勤務していた長さんが所用で久しぶりに訪れた七曲署。その変貌ぶりに「ずいぶん変わったな・・・」と感慨深くつぶやくところからドラマは始まりました。
殉職した名物刑事が多い中、元気に定年を迎えたであろう長さんがかつての「太陽にほえろ!」の代表として、或いは平成時代への橋渡しとして登場したオープニングシーンでした

語り芝居・衣裳

先日、衣裳合わせがありました。といっても花魁役だけ。人物設定にぴったりの色が決められ、あでやかな花魁が誕生します



「で・え・く」では作務衣（さむい）が衣裳と決まっています。全員が同じ衣裳なんです。ただ、演目によって色を変え、人物設定によっては羽織やちゃんちゃんこなどを着用します　使用する小道具も白扇とてぬぐい（豆絞り）のみ。下は私が初めて参加した一昨年の本番風景です



「子別れ」・・・右が番頭役のイタル



「宿屋の富」



「お見立て」

落語打楽器

今回の語り芝居の重要な出演者です。横田大司さん。本来はクラシック系のパーカッショニストですが、この語り芝居とはすでに１０年以上のお付き合い。和風のコメディ芝居を大いに盛り上げてくれています。ドラムをたたく私とは楽器談義でいやぁ～楽しい



さて、本番１週間前。所作（しょさ）の指導をしてくれる師匠のお宅で稽古がありました。花魁のあでやかな動き、棟梁の偉そうな仕草、煙管の持ち方・吸い方・火の付け方、扇子を使ってのふすまの開け閉め・・・いわゆる時代劇の演技指導です。・・・　・・・　・・・で、それが終了すると「待ってました！」とばかりに始まったのが景気付けと新年会を兼ねた刺身＆焼肉パーティー



刺身と言っても魚じゃぁありません。なんと　鹿肉です　北海道直送です　生で食べて良し、焼いて食べて良し。生は生姜醤油やワサビ醤油、焼いたら塩コショウのみをつけるだけで、うま～～～～～い！



鹿肉なんて初めてです。臭みはあるのかな・・・なんて野暮なことは食べて一発、「臭くなぁ～い！食べやす～～い！」。



この日は１６キロの肉が用意され、語り芝居のメンバー＋師匠の生徒さんたち数名が参加。みんなもう食うわ食うわで身体じゅうが焼肉臭くなっていましたぁ



食べて飲んでひと休みのベテランの大先輩。「おい、１０分おきに息をしてるかどうか確認しとけヨ！」「大丈夫です、生きてます！」

シルバースタッグ（広告編）

コーセーの男性用化粧品「シルバースタッグ」。このＣＭキャラクターをダウンタウンブギウギバンドが務めていました（'７７年～'７９年頃）。



前年の資生堂ＣＭ（サクセス）起用に続いて、その１年後にはコーセーにも出演。“男臭さにも化粧品”ってのが当ったんでしょうね　ちなみにこの時のドラマーは２代目の鈴木洋行サン（右３）。ギターの和田静男サンがひょうきんです（左２）。バックに流れていた曲はなんだったんだろう・・・。



こちらは'７８年の雑誌「ＧＯＲＯ」の裏表紙に掲載されていた広告。不良っぽいイメージのダウンタウンと“いい女”セーラ・ロウェルさん。女性の腰に手を回すってのは・・・いいっすよね。ドキドキします　左後ろから顔をのぞかせているのは３代目ドラマーの坂庭泰三サン。
この頃僕は中学３年生。オヤジのＭＧ５ヘアリキッドをそ～～～っと使って、頭をべとべとにしてしまい、タモリのべっとり真ん中分けヘアスタイルになった苦い思い出があります　リーゼントにするにはポマードを使うなんてまだ知らなかったウブな僕でした。

落語にゃお蕎麦

…ってなわけで語り芝居の自主稽古を終えた「三枚起請(演目)」チームはお蕎麦を食べに行きました。
それぞれがざるにきつね、キノコに鴨せいろなどをオーダーしましたが、圧巻だったのはかき揚げ。フライパンほどの大きさなんです！サクサクほくほく…みんなで切り分けて頂きました～(満足)！
目黒・「高田屋」