今年も桜が咲き始め。

ここんとこ毎年のように各社より続々と投入される、桜柄の缶。今年もまた投入が開始されました。Kanother的にいち早く確認できたのは、キリンさんでございます。

キリンさんではこのデザインを「花見缶」と称しているワケですが、例に依って例の如くニュースリリースを見てみますと、「キリンラガービール」と「麒麟淡麗＜生＞」の「花見缶」を、春の花見シーズンに合わせ、今年も季節限定で発売なさるそうですよ。

キリンさんの「花見缶」、『「桜のデザインで飲むのが楽しくなる」「明るい気分になる」など、この時期ならではの春のデザイン缶』として好評を得ているとの由。まあ毎年出るんやから、それなりに売れてんでしょうな。

そんなワケで今年も通常デザインをベースに、季節感のある桜のイラストを鮮やかに散りばめ、華やかで目を引くパッケージに仕上げたんですて。

且つ、今年はさらに店頭で江崎グリコと協働、６缶パックと江崎グリコのおつまみ系スナックをセットにした販売促進活動を実施するんですて。毎年毎年、色々と考えますなぁ。飽くなきヒトの業ってぇヤツですかね。ちょっと違いますかね。

何しろキリンさん曰く、『2013年、「キリンラガービール」と「麒麟淡麗＜生＞」は、消費者と一緒に価値を創造するブランド展開を目指している』とのこと、『花見を楽しむ、仲間や家族とのつながりを定番商品を通じて訴求することで、春のうれしい乾杯シーンを一層盛り上げ』てくれるんだそうですわ。そいつぁありがとさんですな。

･･････てここまで読んで気付いたことには、今年のニュースリリースには「アートディレクターの佐藤可士和氏デザイン」の文言が何処にも見当たらんのよねぇ。

昨年も申し上げました通り、Kanother的には正直、さすがは有名な方のデザインですこと！とはあまり思わんかったワケですが、それにしてもデザインがあんま変わったとも思えん今年、彼の名が全く触れられてないってのは何故なのだ？

何か事情があんでしょうか？別にないんでしょうか？何かご存知な事情通の方、コメント夜露詩句です～。