dtnkanother_Buchilog_Jaken

碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

菊次

2012年12月23日 23時23分00秒 | Kanother下町日記
でたん本所支部周辺は所謂下町エリアで、なかなかに庶民的な呑み屋がそこここに軒を連ねてたりするワケですが、そんななか、最近出来た魚系の居酒屋さんがあるんですわ。

Kanother的によく通るとこにあるんで、前を通るたびに店内をチラッと眺めたりしてたんですが、出来た当初は、まあこれがお客さんが入ってなくて、いつ見てもガラガラって感じだったんですね。

それがここ最近は結構そこそこお客さんが入ってる感じになってたんで、あのガラガラ時代からここまで入るようになったってぇことは悪くないんだな、こらボチボチ入らないかんかな、と思っていた矢先。な、何と越後のYMO中氏が上京の折にこの店に立ち寄ったんだと。そして大層良かったんだと聞かされたワケです。しまった!先を越されたッ!てんで早速訪れたのが「魚がし酒場 菊次」さん。

間口が狭くて奥に広い、所謂「ウナギの寝床」的な作りで、店内はカウンター席に机が少々。ただ、配置が良いのか、必ずしも狭さは感じません。そしてまだ出来て新しいので、店内も綺麗で明るい。

そして「魚がし酒場」を名乗り、「毎朝、築地に仕入れに出てます」を謳い文句にしてるだけあって、魚メニューのクオリティは流石って感じなんですが、何より特筆すべきは、そのお値段。刺身メニューは400円、300円、200円の3プライス。どうですか、このCPの高さは?



こちらは自家製〆鯖、300円也。300円っつっても、鮮度の低さを酢でガンガンに〆めて誤魔化してるようなシロモノじゃないのは、写真の色つやで分かりますよね?刺身を酢にチョイと浸した程度の、緩~い〆め具合。これはKanother的好みにドンズバですわ。



そしてこちらは菊次さんの名物「漬け茶漬け」。特製のタレに漬けこんだ漬けマグロを乗せて、上から焙じ茶をかけた一品なんですが、シンプルなようでいてこれが実に旨い。いや、シンプルが故に旨い、と言うべきか。

刺身系の茶漬けと言えば、お茶でなく出汁をかける的な色気を出したくなりがちですが、あくまでもシンプルに焙じ茶。これがなかなかに潔くて、逆にサッパリしてて良いんですよね。

いやはや、菊次さん、今まで横目で眺めながら入店せずにやり過ごし続け、大変申し訳ございませんでした!以後、チョイチョイ寄らせて頂くことと致しますッ!

最新の画像もっと見る

コメントを投稿