dtnkanother_Buchilog_Jaken

碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

雲丹菠薐

2013年01月14日 23時35分00秒 | 関心事
こちらで長くお付き合いのある方は既に先刻ご承知のことかと存じますが、Kanother的には広島産まれの広島育ち。広島を離れて既に長かったりもするワケですが、永く住んだ街で育てられた舌は、なかなか変わることができません。

てなワケで、そんな広島時代の仲間たちと新年会的に呑む機会があった際にチョイスされたお店がこちら、「お好み焼・鉄板焼 ちんちくりん」さん。広島から満を持して東京へ進出してきたお店のようです。期待感が高まるよねぇ。

コイワシ揚げやら牡蠣バター、広島菜漬などのメニューがデフォルトで並んでいる辺り、ヒロシマンチュ的にはヒジョーに心憎い感じなんですが、そんな広島メニューに舌鼓を打っていたところ、仲間のうちの一人が「お前ら、ウニホーレンって知っとるか?」と切り出しました。

ウニホーレン?その謎めいた響きに心当たりのある者は、仲間内には一人も居りません。そんな我々に彼は「ワシはこないだここで喰うたんじゃけど、ぶち旨いんで?」と満面のドヤ顔。何だ何だ、いったい何なんだ?ウニホーレン?

てなワケでそんな友人のドヤ顔に惹かれるように件の「ウニホーレン」とやらを注文した我々。ややあって出てきたのは、炒めたホウレン草のうえにウニがモリっと乗った、予想を全く覆さないルックスの一皿でした。しかし、その横にはバケットなどが添えられており「ウニにパン・・・・・・?」と困惑は続きます。

これをこがいにして混ぜてからのう、パンに乗せて喰うてみいや?ホンマ旨いんじゃけぇ!

手早くウニとホウレン草を混ぜ、鉄人よろしくバケットに取り分ける彼から渡されたそれを一口喰うと・・・・・・むむ!確かに旨い!要はウニとホウレン草をバターで炒めて塩コショウで味を調えた的な、簡単と言えば簡単な感じなんですが、この組み合わせの妙。コイツを考えたヤツ、なかなかやるねぇ。

で、なんでこれが広島鉄板居酒屋のメニューになっているのかってぇと、どうも「秘密のケンミンSHOW」てな番組で広島県民の秘密のご馳走的的に取り上げられたことをきっかけに、隠れた広島名物として一部で話題になっとるようなんですな。

「隠れた広島名物」て一体全体どこに隠れとったんか知りませんが、その場にいた約10名の仲間たちは一人としてその存在を知りませんでした。件の彼も「秘密のケンミンSHOW」を観たヨメはんから「あんた知ってる?」と言われて、その存在を初めて知ったとのこと。

てなワケで、我々の預かり知らぬうちに広島名物になっているらしい、ウニホーレン。広島出身の我々が全く知らん間にそんなことになっていた事実に些か驚きながらも、この書き込みのために「菠薐草」て漢字を調べようと思い「ほうれんそう」でググったところ、本家「菠薐草」よりもビジネス用語である「報・連・相」の方がトップに表示されたことにそれ以上に驚いてしまった、Kanotherだったんでした。それは違うだろ、Googleくんッ!?


※なお上記写真はweb検索でテキトーに拾ってきた写真です。「勝手に使うなよ」的なお申し出のある方は、コメント欄にその旨お書き頂けばすぐに削除のうえ、さっそく別の写真を拾ってきて差し替えさせて頂きます。

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