シェパードパイ

ライヴ前の稽古後にふらりと立ち寄ったHUB、一時はでたん的に「HUBは終わったか」てな評価が下されんとしかかってたんですが、今回はHUB復活の兆しが見受けられたんで、そのご報告。

以前、でたんに「HUBはもうあかんのか？」と何よりも思わせたのは、喰いもんでした。冷蔵庫の有り合わせでわしにも軽～く作れるやろ～みたいな体裁と味。これでゼニとるのは如何かと思わせる出来栄えだったんである。キャッシュオンデリバリーでもなくなり特徴も薄れ、何てか今日はHUB行こうかと思うようなポイントが希薄になってたんである。

今回、久し振りに来たHUB吉祥寺は、キャッシュオンデリバリーでなくなってるのはそのままではあるものの喰いもんには回復の兆しあり。写真はシェパードパイです。

Kanother的にシェパードパイ好きってぇこともあるんですが、そしてこのシェパードパイは所謂シェパードパイではないだろ～という代物ではあるんですが、「マッシュポテトにドミグラスソースをかけて軽く焼き目をつけてパセリを散らしたメニュー」と言うことであれば、喰いもんとしては旨い。ここがポイントっすね。

前に「終わったか」と思わせた頃のHUBは、作りだけでなく味も中途半端やったんです。ここはやっぱ大きいっす。

高校時代、学校の食堂が突然「日替り特別メニュー」てのを始めて、ある時に「明日はドリア」てな貼り紙が貼られ、一同「ウチの学校の食堂、オーブンなんかあったか？」と思いながら翌日を迎え、昼休みに食堂で注文してみれば出てきたモノは「チキンライスにクリームシチューをかけたの」だった時のことを思い出してしまいました。あの時も「これはドリアじゃないやろ～」と思いつつ、喰うとフツーに旨かったんで一同美味しく頂いたんでした。結局、味が悪くなきゃいいんすよね。

そんなHUB、イギリス家庭料理フェアとか銘打って特別メニューを出すなど、取り組み的にも意欲的。ソーセージをベーコンで巻いて炒めたのなど、かなり旨かったです。これがイギリス家庭料理なのかどうかは、もう敢えて問いません。旨かった。それだけで充分ではないですか。

そんなワケでHUB復活へ向けた足取りの確認のため、多分また行くと思いやす。