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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

島思い

2013年02月17日 23時23分00秒 | Kanother旅日記
今日も今日とてKanother in 那覇。今日から3日間の沖縄滞在。今日は那覇にて前泊でございます。

今日の沖縄ではマラソン大会が行われていたようで、何やらそれらしい格好のヒト達がウヨウヨと歩いておりました。だからってこともあるのかないのか、ホテル周辺のお店が何だか混んでる感じが致します。まあ空いてるお店もあるっちゃあるワケですが、それはやはり空いてる理由のありそうな店だったりするワケで、Kanother的にどうしたもんかな~と迷いながらウロウロしておりますと、一つの看板がKanotherの目に入ってきました。



大城美佐子の店「島思い」。大城美佐子さんと言えば、Kanother的に7年連続で参戦中の「琉球フェスティバル」にも参加されている、沖縄島唄界の女王。そんな大城美佐子さんのお店と聞いては、伺わないワケには参りません。

入店すると、ちょうど若い唄者さんが歌っておられるところでした。普通のスナック風の店内は唄者との距離感も程良い近さ。なかなか良い感じです。

オリオン瓶を傾けながら聴いているうちに若い唄者さんのステージが終了。その後ドリンクを泡盛に変えて暫し呑んでいると、いよいよ大城美佐子さんが登場。まさしく絹糸のように素晴らしいその声で、数曲を披露して下さいました。素晴らしかった!

歌い終わった後の大城さんは、Kanotherの呑んでいたカウンターにお座りになり、グラスを傾けながら気さくにお客さんとお話しをされており、Kanother的には4月にコザで行われる照屋林助さんのイベント「コザ・てるりん祭」のことなどお話しさせて頂きました。

大城さんも関わるこのイベント、沖縄ポップカルチャーの第一人者、照屋林助さんの業績に敬意を表し、地元のコザ中央パークアベニューにて行われるんですが、Kanother初めての訪沖時、この中央パークアベニューにある「照屋林助三線店」に訪問し、自宅2階を改造した「てるりんはうす」というミニ劇場にて、てるりんさんのライヴを拝見したんですよね。カウンター内に置いてあった「コザ・てるりん祭」のチラシを眺めてそんな話しをさせて頂くと、大城さんも照屋さんのお話しなどして下さいました。



こちらは肴に頂いた山羊刺し。以前、山羊汁を頂いた時にはちょっと臭いがキツいかな~と思ったりしましたが、これはヒジョーに旨かった!今度の訪沖時には山羊料理屋に挑戦してみよう。

キリン 濃い味〈DELUXE(デラックス)〉

2013年02月15日 00時10分00秒 | Kanother酒日記
さてさて冬のビール新製品戦線、何気に来てたりするわけ何ですが、そんななかから今日ご紹介するのがこちら、「キリン濃い味〈DELUXE(デラックス)〉」です。

例に依って例の如くニュースリリースをみてみますと、『新ジャンルで、この満足感。お手頃に贅沢気分が味わえる“濃い味”が登場!』と、まあ先日ご紹介の「薫り華やぐヱビス」に比べて、何とも庶民的なキャッチフレーズではないですか。いいよ、そういうの。Kanother、好きっすよ。

キリンさんお得意のマーケット調査(出た!)に依ると、『伸張する新ジャンル市場においては、すっきり系の商品が主流となっている一方、味わい系の商品を求めるお客様のニーズも高まって』いるとのこと。また『昨年から定着しつつある"濃い味"食品ブームの背景として、商品特長が分かりやすいことに加え、" お得感"や"贅沢感"が味わえることが要因である』ことが分かったんですとか。

何だかいつものようにやたらとクォーテーションマークの多い能書きで結局何言ってんだかよく判りませんが、何しろキリンさん的には『このようなニーズに着目し、一日の終わりにお手頃に贅沢気分を味わえる「キリン濃い味〈DELUXE(デラックス)〉」を開発』しましたんだそうです。

味の方はってぇと『アルコール6%の飲みごたえに、カラメル麦芽による“濃い味らしい”香ばしい風味』と、『チェコ産ファインアロマホップの上質で穏やかな苦味が調和』してんだそうで、『しっかりとしたボディ感と余韻が感じられる豊かな味わい』に仕上がってんだそうです。ボディ感じですよ、ボディ感。

缶デザインの方はってぇと『深みのあるゴールドのグラデーションをベース』にしながら、『"DELUXE"の名前にふさわしい、堂々とした佇まいのデザイン』を採用し、デラックスな濃い味であることをアピールするんだそうです。あ、またクォーテーションマークだ。

『嗜好の多様化や生活防衛意識の高まりなどを受けて拡大を続ける新ジャンルカテゴリーへの期待が一層高まって』いる昨今、キリンさん的にはこの「キリン濃い味〈DELUXE(デラックス)〉」で『カテゴリーの価値領域の拡大』を図る所存でございますようです。

キリンさんのニュースリリースって、何だかんだといつも能書きが多いんよねぇ。クォーテーションマークの多さも異常とも言える域のような気がしますが、いったいどこのコンサルやら代理店やらが唆してんでしょうか?

まあ何しろ能書きは要らんよ。ただただ、ワシを楽しませてくれたまえよな、さんまくん。あ、CMキャラは明石家さんまだそうです。発売は2月20日の水曜日。そう、「薫り華やぐヱビス」と同じ日です。こらチョイとした能書き対決ですな。お楽しみに。



まとい駒

2013年02月12日 02時11分00秒 | 酒場は浮世のパラダイス
昨日ご紹介させて頂きました、赤札屋さんと言うお店。こちらの赤坂店にはでたん活動前夜、Konoと打合せと称してよく呑んだものでしたが、ホームページをよくよく見ると、新橋店って載ってないっすね。何なんでしょうか。同名別店?それとも別資本のフランチャイズ?何なんでしょうか。ご存知の方、書き込み夜露詩句です。

それはさておき、その赤札屋と同じような時期にやはり新橋でフラフラと呑み屋を探してたんですな。とは言えその時はもう1軒目でそこそこ呑んでたんで、取り敢えず路地曲がった角でもう入っちゃおう的な感じでそこにあったお店に入ったんでした。それが「まとい駒」というお店。

そこでまた熱燗など呑みつつチラチラとメニューを眺めておりますと、やはり「ニラ玉」の文字が。ニラ玉ハンター・Kanother的に、これは注文しないワケには参りません。

昨日もお話しさせて頂きましたが、簡単におさらいさせて頂きますと、Kanother的にニラ玉を「卵焼き型」「オムレツ型」「野菜炒め型」「吸い物型」「ツユだく型」「チヂミ型」「スクランブルエッグ型」「ほぼニラ炒め型」、そして「卵とじ型(仮称)」に分類しているワケですが、こちら新橋・まとい駒のニラ玉は、まさにこの「卵とじ型(仮称)」。

ただし赤札屋さんと違うところは、豚肉ではなく油揚げが使用されているところ。しかしこれこそが「ニラ玉的世界観」を体現しているように思えるワケなんですよ。即ち、そこに豚肉が入ろうが油揚げが入ろうが、そんなことは関係なし。それらすべてを包み込む懐の深さこそが、ニラ玉をニラ玉たらしめてるんすよね。そうだったんですよ!

まだまだ奥深いニラ玉の世界。様々なニラ玉に触れるたび『そもそも「ニラ玉」って何かね?』と言う迷いに心が揺れそうになるKanotherでしたが、改めて『ニラと卵さえ使ってあれば、それはニラ玉である』という原点を思い返させてくれた、まとい駒のニラ玉だったんでした。ニラ玉を巡る旅に、終わりはないようです。



赤札屋

2013年02月11日 11時11分00秒 | 酒場は浮世のパラダイス
みなさん、赤札屋さんと言う居酒屋をご存知でしょうか?酒も肴もヒジョーに安くて、もうガンガン呑めと言わんばかりのお店なんですが、こちらの赤坂店にはでたん活動前夜、Konoと打合せと称してよく呑んだものでした。

先日、新橋で呑み先を探しているとき、そんな赤札屋さんの懐かしい看板が目に入ったもんで、久し振りに入店、瓶ビールなど呑みつつチラチラとメニューを眺めておりますと、そこに「ニラ玉」の文字が。ニラ玉ハンター・Kanother的に、これは注文しないワケには参りません。

既にご案内のように、Kanother的にニラ玉を「卵焼き型」「オムレツ型」「野菜炒め型」「吸い物型」「ツユだく型」「チヂミ型」「スクランブルエッグ型」、そして「ほぼニラ炒め型」に分類しているワケですが、こちら新橋・赤札屋のニラ玉は、またまた既存のジャンルに分類できない、「新種発見!たまごっち」だったのです。

いや、新種と言うよりも折衷型とでも言うべきでしょうか?というのも、下の写真を観て頂ければわかりますが、見た目としては「ツユだく型」でありながら、ニラと卵だけではなく、豚肉が入っているワケですよ。

ニラと卵以来の素材を用いたものとしては、豚肉入りの「オムレツ型」や、具沢山な「野菜炒め型」があったワケですが、これらはいずれも「ツユだく」ではありませんでした。これはいったい、何と名付ければよいものでしょうか?悩ましいですが、何となく見た目がカツ煮風ってか、肉とニラを卵とだし汁で卵とじ風に仕上げた的な趣があるので、取り敢えず「卵とじ型(仮称)」とでもしておきましょうかね。仮称っても、ニラ玉をカテゴライズしようとしているのがたぶんKanotherだけなので、ワシが決めるしかないワケですが。

そんなこんなで新橋・赤札屋のニラ玉、ニラ玉ハンター・Kanother的に、まだまだ奥深いニラ玉の世界を、またまた再認識させられた一皿でした。『そもそも「ニラ玉」って何かね?』と言う根源的な問い。新たなニラ玉に出会う度、この言葉が頭の中で静かにリフレインする、Kanotherだったんでした。



薫り華やぐヱビス

2013年02月08日 23時59分00秒 | Kanother酒日記
さてさて冬のビール新製品戦線、何気に来てたりするわけなんですが、そんななか、Kanother的に既に「これがド本命?」と目している製品があるんです。これが今日ご紹介のこちら、「薫り華やぐヱビス」。

例に依って例の如くニュースリリースをみてみますと、この「薫り華やぐヱビス」、フレンチの神様・ジョエル・ロブション氏がその味を認めた特別なヱビスなんだそうですよ。Kanother的には「そのジョエル・ロブションて、いったい誰なのさ?」状態なワケですが、試しにググってみるとWikipediaにも載ってるくらいですから、まあ有名なおっさんなんでしょうな。

そんなフレンチの神様・ジョエル・ロブション氏と、120年以上の歴史を誇る日本のビールブランド「ヱビス」が、共同開発することで生まれた新しい味わいのヱビス。それが「薫り華やぐヱビス」なんだそうですよ。期待が何気に高まりますなぁ。

味の方はってぇと『ヱビスビール本来の特長である熟成による深いコク』に加えて、『余韻まで華やかに薫るヱビス』を目指して試作を重ねたんだとかで、『原料にフランス・シャンパーニュ地方の上質な麦芽と、香味豊かなホップである貴重なネルソンソーヴィン種を使用』、そんな贅沢な仕込みにより『飲んだ瞬間口の中に華やかな薫りが広がり、心地良い余韻が楽しめる味わい』を実現したんだそうですよ。

今般の日本での発売に先立っては、昨年12月にジョエル・ロブション氏のパリとモナコの店舗で世界の美食家たちにこの「薫り華やぐヱビス」を先行試飲さしたんだとかで、その評判がどうだったのかはニュースリリースには見当たらんワケですが、まあ何しろチャレンジングなビールであることは間違いないようですんな。

何しろジョエル・ロブション氏の海外店舗にて日本のビールを提供することは初めての試みなんだとかで、日本発売後には、国内のロブション氏店舗の一部で、ロブション氏監修の特別メニューとともに提供する予定だそうですわ。

缶デザインの方も国内外で活躍するデザイナー・森田恭通氏を起用し、ロブション氏の料理哲学を表す色彩、赤と黒でまとめられた『斬新で格式高いデザイン』を採用したとのこと。なるほどねぇ。格式ねぇ。

Kanother的には、よく知らんおっさんの監修メニューやら格式高さなんぞとはカンケーなく、いつもの下町メニューで楽しむ予定の「薫り華やぐヱビス」、発売は2月20日の水曜日だそうです。能書きは要らんよ。ただただ、ワシを楽しませてくれたまえよな、ロブションくん。