ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/12/23 「ブッシュ」

2014-12-23 00:00:00 | 日記
ブッシュ(20089年米)

ジョージ・W・ブッシュ大統領 (ジョシュ・ブローリン)
ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領 父(ジェームズ・クロムウェル)
ローラ 妻(エリザベス・バンクス)
バーバラ 母(エレン・バースティン)
パウエル (ジェフリー・ライト)
ライス (タンディ・ニュートン)
チェイニー (リチャード・ドレイファス)
ラムズフェルド (スコット・グレン)
ブレア首相 (ヨアン・グリフィズ)

 学生時代のブッシュは、父が国政を目指すにも関わらず、
自身は政治家になる気はないと言う。選挙に勝った父は大統領に。
イランとイラクを抑えれば石油で安泰と、イラク攻撃で成果を上げる。
戦争の評価にも関わらず、選挙では敗れ、息子ブッシュの出馬が決まる。
ブッシュは対テロリストの政策で議会では喝采を受けるが、
町では大規模な反戦デモが起こる。
なかなか同盟国が乗ってこないが、ようやく49か国が参加する攻撃が始まる。
だが、自爆テロなどの反撃で長期化し、大量破壊兵器は見つからない。
大量破壊兵器があるとしたのは誤認だったと認め、撤退の記者会見をするのだった。

 と言う訳で、ブッシュ大統領(息子の方)をオリバー・ストーンが描く。
イラクに大量破壊兵器があるとして、攻撃を決めたあたりを、
ブッシュの若い頃を織り交ぜて描く。
ブッシュ親子の他、ライス、パウエルなんて人たちを演ずるのは、
他の映画でも見かける俳優たちで、そのそっくりぶりには感心。
物語の方は、JFKみたいに大胆な仮説を織り交ぜた訳ではなく、
華氏911みたいにブッシュを糾弾する感じでもない。
ともするとブッシュに感情移入してしまいそうな描写で、
オリバーストーンが何を訴えたかったかはいまいち伝わらない。
コメント
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