ISIの上にも30x年

映画を見た時の感想を入れときます

2014/12/01 「ビューティフル・マインド」

2014-12-01 00:00:00 | 日記
ビューティフル・マインド(2001年米)

ジョン・ナッシュ 数学者(ラッセル・クロウ)
アリシア ジョンの妻(ジェニファー・コネリー)
チャールズ ジョンの友人
ハンセン 大学時代のライバル(ジョシュ・ルーカス)
ウイリアム・パーチャー 国防総省の男(エド・ハリス)
ローゼン博士 精神科医

 1947年。数学者を目指す大学生ジョンは、
身の回りの出来事すべてに数式を見出だす天才と言われる。
ライバルのハンセンに囲碁で負けショックを受けるが、
同室のチャールズに励まされて奮起。
独自の経済理論で評価され、ウィーラー研究所に勤める事に。
 1953年。ジョンは国防総省のパーチャー氏に仕事を依頼される。
ソ連が原爆を米国に持ち込んでいるらしく、
雑誌に隠された暗号を見つけ出してほしいと言うのだ。
ジョンは雑誌から暗号を見つけ出しては、報告書を投函する日々を送る。
一方で、教え子のアリシアと結婚。
ある時、何者かの襲撃を受け、パーチャーと共に逃げる羽目に。
動揺を隠せないジョンは講演で暴れ出し、精神病院に入れられる。
ジョンは幻覚を見ており、チャールズもパーチャーもソ連の陰謀も実在しないのだ。
ジョンは薬で平静を保つが、ひらめきが失われた為、薬を止めてしまう。
再び現れたパーチャーは病気の話を否定し、協力を求める。
ジョンは困惑するが、チャールズの娘が成長しない事に気付き、幻覚だと理解する。
入院したら戻れないと、病気と戦う事を決意。アリシアも理解する。
ジョンはハンセンと再会し、彼の大学の図書館で研究する様に。
時折、パーチャーらの姿を見て暴れるジョンは、学生たちに面白がられる。
やがて、学生たちがジョンに質問するようになり、講義も許される。
チャールズらの姿は消えない。一生消える事はないだろう。
 1994年。ジョンの理論が評価され、ノーベル賞を受賞。
スピーチでジョンは、愛が一番大事と言う理論を見つけたとアリシアに感謝する。
そのスピーチをチャールズらも見守るのだった。
彼の理論は各方面に活用された。

 と言う訳で、ラッセル・クロウ出演のドラマ。
天才的な数学者であるラッセルは、
その才能を見込まれ、ソ連の暗号を解読する極秘任務に就く。
一方で、教え子であるジェニファー・コネリーと結婚するが、
一味の襲撃を受け、身の危険を感じる様に。
その怯えぶりを心配したジェニファーは、
彼の極秘任務を探る内、意外な事実を知ると言う展開。
普段と雰囲気の違う数学者ラッセルも結構魅力的で、
最後までそんな調子で引っ張られても面白かった。
後半になると、こういう映画だったのかと、真相が明らかに。
夫婦で困難に立ち向かう訳だが、
乗り越えて何事もなかったかの様にスッキリするのではなくて、
困難と付き合い続ける道を行くあたりが現実的で共感できた。
コメント
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