前作の続き
女島を後にした俺とヨッサンはクロキ島のクロのタンポのワンド内に浮かぶ瀬へ瀬代わり。
ウネリが入ると駆け上がってくる。
スパイクが効かず斜面なので滑りやすい。
シケシラズが見える。
この頃が南東から北東へと風が変わり始めていました。
段々、風はワンド内へ直で当るようになってきてウネリも丁度中へ入ることとなっていきます。
ワンド内へ狙い込みますがかなりの水深。
船から下りる際にポーターの方に水深を聞いたら足元で14m。
ワンド内には深い位置に沈み瀬の盛り上がりが薄っすら見える。
数も結構あるので間を狙う事とするが山肌の影があり日向と影がはっきり分かれ影側は全く反応がない。
反対で釣っていたヨッサンがエギ竿が曲がっていた。
おー!やったデスね!
キレイに活性点が出ています。
ヨッサン初男女烏賊。
くそ~俺の方は全く来ない・・・
ヨッサン連続ヒット!。
赤イカ系統キロくらいですね。
くそ~俺も負けんぞ~!
エンペラには強敵の歯型の跡が・・・。
追加するが掛かりが浅かったのでヨッサンのタモ入れしてもらい油断していたら烏賊墨を顔シャ浴びてしまったデス。
そうしているとまたもやウミガメ出現!
また疫病神のウミガメが・・・・。
追加するが赤イカ系統多いですね。
ウネリが入ってきて少しずつ駆け上がってきます。
低い位置にいたので高い方へ移動。
コレまでがテンションフォール後に足元付近でストップが掛かった時点でのアタリが集中。
他のアプローチでは全くアタッてこない。
全て中層での釣果。
しかしウミガメ出現とウネリの影響か続かなくなった。
冬場の北西の風での風裏のところになるので鳥の休憩場所になっているのだろう。
磯肌には鳥の跡、真っ白くなってアルプス化していた。
活性がなくなったんでボトムをゆっくりと根ガカリ覚悟でズル引き。
ダルンっとアタリ、もう一杯追加する。
コレがこの場所で最後のアタリとなった。
沖を逆風で狙ってみたがあまりにの水深でダメです。
12時の見回り船がやってくるので瀬代わりする事に。
やはり一早いアプローチを見つけだすのが釣果の秘訣になるようだ。
当たり前の話なんですが同じパターンでやり続けると釣果が伸びない。
急激なブレイクと天敵が多い男女で烏賊がいるのかが心配だったが居るのは実証できた。
ただ目的の大型が朝方より来ない・・・。
まだチャンスはあると時間まで頑張る事にするが腕が火を付き始めている。
迎えに来た船に乗り込みまた女島へ。
船が迎えに来た時にポーターの方が烏賊は釣れたかと聞かれ少しと答えるとビックリされていた。
女島北側スベリ付近へ。
切れ込む垂直の岩盤。
足場はフラットでやりやすいが後ろが壁になり投げにくいしシャクルとロッドを壁にあて破損してしまう恐れもある。
こういう所の為にもショートロッドがいい。
目の前がハナグリ島になり水道の為、潮は早い。
真横から来る東の風が爆風に近い。
潮も2時から7時方向へ入り込み、エギングとしては致命的な条件。
俺はしばらく休憩。
ヨッサンも頑張るが条件が厳しい。
水深もあり割れ込む海溝もあり底物のポイントでもある。
山を乗り越え見える高い瀬に上がれば西向きをやれない事もないのだがヨッサンが先に昇り見に行ったが道具を持って渡るのは無理との事なので断念。
足元付近をジャークで寄せステイ獲りで狙うがやはり寄って来ない。
お手上げである・・・。
こういう時はヨッサンはブラクリでアラカブ狙いに変更。
何かが当たっているのだがアラカブじゃないみたい。
俺も入れてみてアタリがあり送り込んであわせると・・・・
ドーンと可愛いハリセンボン。
この針の先に細い針があるので注意です。
烏賊を餌にあたってきました。
またもやハリセンボン。
目が可愛いですね。
そのころ愕然とする動きが・・・・
影竿さんのぎっちょさんが停泊する船の上でポーターの方とティップランエギング。
ぎっちょさんにアラカブがエギにヒット。
ジギングロッドにエギを付け投げていたのですが強烈なアタリで沖にラインを出され途中でバッサリ切られたそうです。
間違いなく烏賊のアタリ。
その後、ポーターの方が第一投目。
表層ですぐにヒット。
強烈な締め込みで上がったのがコレ!
ドドーン!! やられた!!
コレも赤イカ系統。
しかし男女のサイズはまだ上がいる。
午後3時、何も知らない俺達を迎えにきた渡船。
ポーターの方が釣れたよっと。
船に乗り込み氷貯蔵の中を見てみると・・・
型からいうと3キロはゆうに超えていそうな・・・。
しかし居た事に嬉しく思った。
北方向へ回収が始まる。
皆さんの釣果に笑いと驚きが。
石鯛好調みたいです。
こう何枚も釣れるのが男女なんですね。
やはり男女はすごい!!
回収が終わり帰路へ。
今回、短い男女群島へエギングで乗り込んだが烏賊の生息は確認出来たと思う。
やはりとんでも無いヤツが間違いなくいます!!
しかしシーズンは終盤へ。
夢幻の島、男女群島。
次回はドーリムサイズをと願ってと強い目標が出来た。
そう簡単には行けないので次回はいつになるか分からないが追い続けるだろう。
エギング釣行初、実記録として残したいと思います。
帰りに五島列島を横目に走っていきます。
中五島、佐尾鼻。
ここでもいくつもの格闘とドラマがあります。
男女群島、肥前鳥島、五島列島。
南方遠征もいいのだが荒磯エギング、餌木師として俺は荒磯を狙い続けるだろう。
もう野心は次へと・・・・夢幻は続きます。
氷シメにしていたので3キロ僅かに切ってしまいました。
石鯛も4.3キロも。
離島磯エギング、面白いですよ。
烏賊がですか?
日本屈指の男女群島、まだデカイ型が絶対います。
夢の島、また挑戦したいと思います。
あっ!忘れてました。
男女行く前に平戸で!
1300gと800g。200~300クラスのレディーを3杯(リリース) 計5杯。
今回釣果 200~1300g 12杯
2011釣行回数 20回 153杯