ナイトまではコレを。
ナイトステージが始まった。
天気は雨予報で風も出る感じだったが出航前の風は大丈夫かと心配はしていたが無風とベタ凪に変る。
魚探には、まるっきり反応なし。
集魚灯が炊かれてしばらく経ったら第一発目が俺に来た。
ベタ底から2竿分、誘いを掛けた範囲。
型はまあまあだが後が続かず。
午後8時半回るまで魚探には群れの反応がまるっきりない状態が続く。
ボトム付近で拾いながら何とか20杯程度、小さいヤツは居なく中型~強サイズ。
ただ水温がまだ高いのかイケスの中で弱りが早い。
5杯釣ってはクーラーにと鮮度を保ちます。
船長はやはり上を指差して月の向きを示した。
頭上には半月ではあるが煌々と月光が。
少し傾いた時から来るだろうと前回から月の傾き加減で食いの反応が変るのが薄々感じてました。
船長の息子さんは今日は休みにて活き造りの烏賊はおあずけ。
じゃ俺が捌こうと包丁とまな板は持参していたんです。
キレイに入れていたんですが醤油をドーっと入れられたんで漬けになっちゃいました
味は最高にうまいですね。
寝かせて旨い魚もあれば釣ったすぐ旨い烏賊なども、食べごろの具合が分かるのは釣り人の特権。
しばらく経ち、上層に飛魚のベイトが寄ってきた。
水深20m範囲に少量の群れが入り始め烏賊も徐々に上がり始める。
6号スッテには40オーバーのサイズが盛んにアタってくる。
十分な葡萄烏賊と呼ばれるサイズ。
船内もよく上がるようになった。
ただカナトフグもサイズが大きくなっておりスッテの小型に食ってきたり掛かった烏賊はボロボロにされる始末。
次第に浮いていた烏賊が消えた。
潮も弱まり次第に2枚潮になります。
オマケに無風、灯りにカメムシの大群が寄ってきてイラだたされる。
仕掛けのオマツリが数回、船内であってました。
昨日は底にブリの回遊があり散って苦戦したと聞いてはいたが。
ちょっと分かりにくいがあまりに酷かったんで集魚灯を一時落したんですが。
物凄い数のシイラ。
上層に鳥のように飛び回る飛魚。
追いかけるシイラ。
釣れていたタナはベタ底に変った。
一つスッテも入れてはみたが80m底のタイムロスとカナトの邪魔立て。
胴突きにて120号鉛と4枝に変更で時間短縮がまだマシ。
魚探には上層にシイラの反応だけ。
ベタ底から一つ一つシャクって2杯掛けを確認したらバレない程度で高速で巻き取り。
型は最高にイイ。
月は水平線にもうすぐ隠れようとしていました。
漁の時間が今が1時から12時までに変る時期。
深夜1時、納竿となった。
船内ミニマム30~80杯
俺が70杯チョイくらいでしたが釣れる時は数日前の200杯と凄い数も上がる時も。
しかしホント秋烏賊サイズ、十分な葡萄狩りが出来ました。
今回、仕掛は幹12号、枝10号の1.8m間のハリス長さは60~15cmと状況に合わせ変更。
誘いは人それぞれですが確実に掛けるにはダダ巻きより誘って掛けたが断然面白い。
やってみて分かりますが胴突きと一つスッテは別物。
浮いていない烏賊をどう釣るかは一つスッテの課題ですが胴突きの奥深さは面白いです。
職場の上司も胴突きの面白さに取り付かれた一人。
満足いく、互いに5連~4連掛けもありよい釣果で満足。
しっかり沖漬けも10杯程度出来たんでお楽しみ
これからサイズはまだ大きくなります。
ガンセキももう混じり始めてますが烏賊専門の船はまだまだ出ますので葡萄狩りは烏賊がでしょうか?
そろそろ3~4キロのロケットも出る時期なんだが・・・
今期は出来るまで夜焚きは行くつもりであくまでも胴突きに拘っていきたいと思ってます。