7月30日 北東3m 波1m 中潮 月齢
3.2 旧暦7/4
やっと念願叶ったイッサキ釣りへ行ってきました。
船釣りですが基本と言えるこの釣りは、簡単そうだが案外細かいものがあります。
タナや食わせ方、手返し、全て凝縮された釣りで非常に面白いし6月頃の抱卵イッサキは体高も幅もあり中には2キロ近いのまで上がる。
7月後半になりましたが、前から行きたくても行けなかったので痩せているかも知れませんが専門で出してくれる船を近場で紹介してもらいました。
知る人ぞ知る佐世保臼ノ浦港にある第2たか丸の千葉船長にお世話になりました。
先にセカンドブログでアップしましたが船長の思いが伝わってきたのを書いてます。
http://blog.goo.ne.jp/egnagasaki/e/aab44b53651085e4dc5a454ebc31b41e
こちらは今のブログから夏過ぎくらいに完全移行します。
それまではたまにデモでアップして参ります。
ジギングでも有名な遊魚船ですが船長曰く、イッサキやレンコ狙いに関しては得意中の得意との事。
前にジギングなど誘われて行こうかなとしていたのですが中々行けずじまいで今回、初乗船になりました。
また船長と俺との2人で釣行。
行き先は佐世保沖合い周辺の近場。
ひと月ほど前は大型のイサキなど数上がっていたのですが、船長も間一月経っていて状況が分らず、もしかしたら痩せてるかもとの事。
俺はそれでもいいのでお願いしますとの事で釣行決定となったのです。
ちょっと遅めのスタートで7時出航、潮を合わせた形でのタイミングで最初に着いたポイントでは潮が動いてる時間帯なのだが、動かず。
数箇所見回りして最初のアンカー打ち。
使う撒き餌、付け餌共にオキアミ。
付け餌には魔法の粉をかけます。
コレをかけたら身がプリプリになり色も黒く変色しにくい。
食いもいいのです。
潮がゆるいですが的確なポイントにてすぐさま暖簾掛けで上がってきます。
型はマチマチ、最初は小型でしたが混じって良型混じりで一回もスカなく必ず針掛りしてきます。
単発が珍しく少なくとも2匹以上、4匹掛けも珍しくないほど。
しかも肥えていて脂も痩せてるどころか、まだまだノリノリです。
釣り上げ、エラ切りし血抜き、〆て海水につけるのですが脂が浮くほど。
上げ潮が安定せず急に緩んだりするとウマズラハギが来たりします。
外道では船長がヒラゴや真鯛、俺がウマズラとポッポ、真鯛など。
釣り座は後方で船長と二人でやってましたが潮が流れ出すと仕掛けが飛ばされますが、船長のポイントを抑えるアンカー打ちはそこまで計算されてるのか、こちらがタナを少し調整するだけで食いが止まる事はなかったのです。
上げ潮が止まりしばし休憩タイム。
この時点で80Lクーラー半分の釣果。
何匹釣ったか分らなくなるほど。
10キロ氷を入れてきたが足りなくなるほど。
追加で船長から頂いた氷を追加します。
夏場は魚が傷みやすいので十分な氷は必要ですね。
下げ潮に合わせ移動しポイントを何回もアンカー打ち直しで決め直す。
船長の絶対釣らせる意地が伝わります。
潮が走り出し、コレまで釣れてたタナが壊れ、調整が必要になるのですがココいらは俺も得意分野で探るのが好きなので。
ニヤニヤしながら「ほら来た!」で微調整するほんのチョットの事で食いが止まったり来たりするイッサキ釣りはコレが面白いのです。
食わせて自分でタナを上げて行き、魚を浮かせて手返しする事も面白いのです。
追い食いは魚に血を出させてしまうので、極力早めに上げる事。
一帯、鮫の出没もあるので考慮しなくてはならないのですが、食いが経ってるので追わせるのもあまり必要はなかったのです。
尚更潮が早くなり、魚も散ったのか食わなくなり、移動するが魚探には反応が現れずじまいで納竿となった。
一人では持てない重さ、激熱な釣果でしたのですが一月前はまだ良かったとの事には驚き。
今回、凄い勉強になった面白い釣りでした。
よく釣れました。
一晩経って、刺しにしましたが甘味があり七色に脂が光る。
非常に旨かった
時期がいつまで続くかわかりませんがまだ脂が乗ってるまではもう一回、行きたいくらいです。