12月31日 北西19m 波4m 長潮 月齢9.1 旧暦11/10
ブログ更新するころには、年明け「おめでとう御座います」から始まることでしょう。
今日は午後から急展開に悪天候になり予報はバッチリあたりました。
しかし物凄い突風でした。
まるで春一番のようないきなりなものですので今日、海に出てた方はビックリでは無かったでしょうか。
今日は、正月の仕込みで忙しくいろいろと。
ナマコは今年はそう高騰してなかった様子。
なんとか最終まで漁が出来たからだろうと思うのですがこれがまたシケで不漁になるとク―ンと値段が跳ね上がるし、買えなかったりするものです。
正月の魚を釣りに行って、休みや都合に合わせ年末に行かれる日が殆どでしょうが魚の寝かせを考えて日を選ぶ方はそう多くはないはず。
魚の寝かせ、大体2~3日と一般では言われますが更なる旨味を引き出すには熟成が必要で、魚は新鮮が一番、もちろんそうですが釣った直が旨いのかというとそうでもありません。
中には直に食べたが旨いのもありますが、旨い魚は極めた熟成が必要です。
どうやるのかというと、沢山釣れたときには冷蔵庫にも入らずクーラーに入れっぱなしするのと一緒でただ、氷に海水濃度3.5パーセントあまりの塩分濃度で海水と同じ氷水(水は少なめで)魚を埋めるだけ。
すると、しばらくすると魚がチルド状態まで冷えゆっくり旨味の脂が回り、身が甘くなって熟成されていきわけです。
普通の氷だけとどう違うのかというと温度差、保存期間、熟成期間も考慮し塩分で温度を下げ、氷が解けにくいものあり差が出てくるのだろうと俺は思います。
この旨味は科学的根拠も立証され業者間では古くから使われてるわけです。
2日寝かせたチカメキントキ、この魚の今の時期の旨さは知ってますがそれ以上、間違いなく数段旨くなってます。
保存があるならば試していかがでしょうか?
氷が解ければ足して塩も足すという事です。
正月のこっちの仕込みも忘れずに(笑)
よいお年を!