先日全国知事会の代表がデジタル相に対しマイナトラブルに関わる総点検活動に関し具体的な作業工程やスケジュールなどを明らかにするよう要望していた。
もっともな話である。
筆者も以前からマイナトラブルの総点検についてはどんな調査項目をどんなメッシュで行うのか、誰が行うのか、について疑問に思っていた。
果たしてデジタル相はこの要望に対し真摯な回答を行うのか、注目していきたい。
そういえばこの数年間猛威を振るったコロナウィルス禍についても地方自治体は忙殺された。
ワクチン接種はその実施体制もさることながら接種記録管理まで含めると基礎自治体の工数は大変なものだった。
堪らず多くの自治体はいくつかの業務に対し民間に外注したがその中でいくつかの不正行為や架空請求などが発生したことは記憶に新しい。
コロナ禍については予期せぬ災禍だがマイナカードトラブルは全て人為的なのだからもっと慎重に進めるべきだったし総点検も原点に立ち返り一から見直して欲しい。
あのマイナポイント付与制度もどうだったのか・・・?、インセンティブ以前に意義の方を粛々とアピールすべきだったのではないかと思う次第である。