昨日旧統一教会の幹部が記者会見の中で「同じような考えを持つ政治家を応援することはある」として今後も政治家を支援して行く姿勢を明らかにした。
これは一般論として至極当たり前のことだ。
一方で与党・自民党の総裁や幹事長は一連の批判で懲りたのか、今後旧統一教会とは一切関わりを持たないことを明言していた。
ガバナンスコードを守れない議員は「今後同じ党として活動できない」と暗に除名処分を仄めかしていたくらいだ。
しかし完全排除なんてできるのかねぇ・・・?
(自民党のガバナンスコードなるものを詳細にチェックしたわけではないが)名刺交換もダメ、パーティ券を買ってもらってもダメ、と言うことであれば議員活動をしちゃダメということになりはしないか。
自らの集票マシンともいえる地方議員を一人ひとりチェックし疑いがあれば即座に断つなんてことがとてもできるとは思えない。
そんな折、党の選対委員長が来年の地方選を見据え旧統一教会に関連して新たな公認基準を作るという。
これはいい落としどころになるのかもしれない。
これでも依然グレーゾーンは残るだろうが多くの国民が納得する「公認基準」を策定してもらいたいものだ。