このところ岸田内閣の支持率低落傾向が顕著である。
残念ながらこの傾向は岸田首相自身が考え方を改めない限り止まらないのではないか。
一体何がいけないのか?
筆者が最近感じたのは閣僚の報酬アップ法案の準備動向だ。
国民が物価高に苦しみ手助けを求めている最中に給付金も所得税減税も届かぬ前に早々と閣僚の報酬見直しとはどういうことだ。
首相は「ノブレス・オブリージ」という言葉をご存じないらしい。
社会的な地位や権力を有する者は無私の精神、行動が求められるのに全く逆行しているのである。
人事についても数々の疑問符がついているのに反省の色が見えない。
言葉上は「遺憾である」「任命責任を感じている」「再発防止に努めたい」など乱発されるがただお経のように流されるだけである。
パリ旅行を満喫した女性議員が責任を取って党の役職を離れた後舌の根も乾かぬうちに別の要職に復帰するなんて国民をバカにしているとしか思えないねぇ。
とにかく国民が怒るだろうことを承知でやっている。
次回の総選挙で自爆しよう、なんてことはまさか考えておられないと思うがそうとしか思えない時があるのだ。
支持率は引き続き低落するだろうから(いきなり政権交代はないかもしれないが)党内で何らかの動きが顕在化してくるのが自然の成り行きだ。
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