マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

揺れ動く米大統領のロシアに対する警告に思う

2022-01-23 12:16:33 | 国際問題
ウクライナ国境周辺がキナ臭い。
そんな中、米国大統領のロシアに対する警告が微妙に揺れ動いている。
「ウクライナに侵攻すればロシアは大惨事になるだろう」と言った数日後には「小規模な侵攻なら代償も小規模に留まる」など若干譲歩した物言いもあったがこれにはさすがにウクライナの大統領が黙っていなかった。
たしかに侵攻される身になってみれば小規模も大規模もない。
1ミリたりとも侵攻は許せないだろう。
あまりの剣幕に米大統領は前日の発言を一転、改めて従来のスタンスを繰り返した。
この1件は米大統領にも相応のダメージになったように思う。
政治の世界でもどこでも「柔軟」と「軟弱」は紙一重、というか表裏一体なのである。
我が国の首相も「聞く力」をモットーに今はソフトな姿勢を好意的に受け取られているがいつ何時「朝令暮改」だの「聞く力はあっても決められない」など逆風に変わるかもしれない。
もって「他山の石」とすべし、かねぇ。

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