中国の台湾進攻はあるのか

ロシアのウクライナ侵攻についてはまだ決着がついたわけではないかプーチン大統領の終わりの始まりという見方が台頭しつつある。
この動向を当事者以外で最も注視しているのが他ならぬ中国の習主席ではないだろうか。
恐らく今、台湾進攻時のシミュレーションに余念がないはずだ。
下手に拳を振り上げれば世界中から猛反撃を食らうことになるからねぇ。
大義名分，（侵攻）時期、その方法と程度をチェックしているのだろうがもしかしたら悩み狂っているのかもしれない。（笑）
想定される経済制裁については中国の経済規模が今や世界第2位でロシアのそれとは比較にならないほど大きいので制裁を科す方もそれなりの覚悟が要ると思う。
しかし考えなくていけないのは単なる経済ダメージだけではなく侵攻の方法、程度によっては人道上の非難が周辺国以外に自国からも巻き起こる可能性が否定できないことだ。
今でこそ何とか香港も新疆ウィグルも抑え込んでいるが台湾も、ということになればシミュレーションの関数は複雑化する。
予期せぬ逆風で自身の政権維持も危うくなるとしたら元も子もない。
「中国はロシアとは違う」ということをキチンと説明できるかどうか、がカギを握りそうだ。