経団連の調査によればこの夏のボーナスは昨年比13.8%アップのほぼ93万円になりそうだということだ。
13.8%のアップ率は一見景気よさそうだが実額でいえばまだコロナ以前に戻っておらずこのアップ率も1980年以来というからあんまり喜んでもいられないねぇ。(笑)
それのこの調査も大手企業105社だけというから中小、中堅企業などのデータが出てきたら果たして・・・ということもあろう。
ただ昨今も消費者物価高騰、長年の実質賃金低下現象を考えると日本経済活性化のためにこれくらいのボーナス増加はぜひとも確保したいところだ。
特に輸出型企業は円安メリットを享受しているわけだから変に内部留保をため込まないで従業員にもっと報いたらいい。
賃金やベアなどは一度上げたらなかなか下げられないので慎重にならざるを得ないがボーナスならもう少し気楽にできるのではないか。
それに周囲ももっとその決断や勇気を高く評価してやることも重要だ。
一方で輸入型企業は苦しい事業環境が続いておりここしばらくは我慢のしどころだ。
「歴史は繰り返す」を信じて耐え忍ぼう。
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