先日米国のバイデン大統領と中国の習主席が直接電話会談を行っていたようだ。
それも2時間20分と異様に長い電話会談だった。
しかもテレビ電話会議かと思いきや、テレビなしの会議電話で出席者は2者だけ(通訳は居たのであろうが)だからもはや単なる電話といってもいいのではないか。(笑)
それでも論点が「台湾問題」に移れば(いやこれしかないと言ってもいいのだが)習主席のとっておきの一言「火遊びは必ず身を滅ぼす」が炸裂した。
とにかく習主席には自身の主席3選がかかる重要な時期なのだ。
米側に対しいささかの譲歩も許されない。
ゆえのこの電話会談もできればやりたくなかったと思う。
それでも米国大統領の名代ともいえる下院議長の訪台は何が何でも阻止しなくてはならない。
そんな背景が透けて見えるのである。
米側にとっては台湾が「ウクライナの二の舞」になるのは避けたい。
世界の2大巨頭を自認する両者の必死度は推して知るべしだが習主席には独裁政権5年が懸っている。
ゆえに「火遊び論」など指導者らしからぬ荒っぽい言葉も口から出てくる。
ここまで来たらもう罵り合いだねぇ。
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