世界で大絶賛、という韓国映画
「息もできない」57点★★
家族に恵まれず
愛を知らずに育ったチンピラ青年(ヤン・イクチュン)と
やはり家庭に問題ある
女子高生(キム・コッピ)が
そろりそろりと手を差しのべあい
心を通わせていく様を描いた作品です。
見終わった瞬間、
あ、これは
韓国版「ホットロード」(by.紡木たく)だと思いました。
悪くないんです。
まず主人公のヤン・イクチュン(34歳)が
自ら監督、脚本を書いたデビュー作というのがすごい。
自伝的要素が相当入っているらしく
描かれる暴力も叫びも
皮膚感覚に訴えてくるような
じっとり湿った空気と
それに拮抗する乾きをともなっていて
そこにオリジナリティがある。
各国の映画祭で25以上もの賞に輝いたというのも
うなずけます。
ただ
荒削りなのはいいけれど
130分ってけっこうつらかった。
ラストの展開が読めてしまうのも残念。
でも実は見た直後は、もっと点が低かったのだ。
しかし思い出すにつれ
次第にじわじわと何かが
体のなかで這い上がってくるんです。
「母なる証明」もそうだったんだよなあ。
韓国映画ってこういう感じ、多いです。
★3月下旬(予定)シネマライズほかで公開
「息もできない」公式サイト
「息もできない」57点★★
家族に恵まれず
愛を知らずに育ったチンピラ青年(ヤン・イクチュン)と
やはり家庭に問題ある
女子高生(キム・コッピ)が
そろりそろりと手を差しのべあい
心を通わせていく様を描いた作品です。
見終わった瞬間、
あ、これは
韓国版「ホットロード」(by.紡木たく)だと思いました。
悪くないんです。
まず主人公のヤン・イクチュン(34歳)が
自ら監督、脚本を書いたデビュー作というのがすごい。
自伝的要素が相当入っているらしく
描かれる暴力も叫びも
皮膚感覚に訴えてくるような
じっとり湿った空気と
それに拮抗する乾きをともなっていて
そこにオリジナリティがある。
各国の映画祭で25以上もの賞に輝いたというのも
うなずけます。
ただ
荒削りなのはいいけれど
130分ってけっこうつらかった。
ラストの展開が読めてしまうのも残念。
でも実は見た直後は、もっと点が低かったのだ。
しかし思い出すにつれ
次第にじわじわと何かが
体のなかで這い上がってくるんです。
「母なる証明」もそうだったんだよなあ。
韓国映画ってこういう感じ、多いです。
★3月下旬(予定)シネマライズほかで公開
「息もできない」公式サイト