うわぁホントに20年前ぶりの続編だ(笑)
「T2 トレインスポッティング」66点★★★
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スコットランド・エディンバラに
20年ぶりにレントン(ユアン・マクレガー)が帰ってくる。
レントンはかつてヤク取引に成功し、
仲間と大金をゲットしていたが
山分けするはずだった大金を持ち逃げし
姿をくらましていた。
だがどうやら、逃亡先での生活に行き詰まったらしい。
故郷に戻ったレントンはかつての仲間たちを訪ねるが
みな一様に問題を抱えていた――。
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96年に公開された
「トレインスポッティング」の20年後。
ダニー・ボイル監督×ユアン・マクレガー主演に加え
仲間たちのキャスティングもそのままで
ファンには嬉しい!のかもしれない。
前作をあんまり憶えてなくても(知らなくても)
映画のあちこちに、前作のシーンが挟まれるし、問題ないと思います。
しかし。
マジでガチに20年前の話を引きずってるというか
20年ぶりにスルッと続きがはじまって
こっちがびっくりしたというか(笑)
しかも
「20年経っても、アンタたち・・・」っていう
あまりにどうしようもない「続き」なんで
若干、どん引き(笑)。
あの疾走感を、時代のアイコンとして
確かに記憶していますけどねえ。
どこに引いたかというと
レントンにも、シック・ボーイことサイモンにも
スパッドにも、ベグビーにも
みんなに一応は子どもがいて
なんとなく流れが
「ダメなまま中年でも、種(子ども)を遺して、あとは未来へ繋ぐぜ!」的な
「いい感じな」ことになっているから(苦笑)。
これには
うーん、どうしても共感できんのよ(笑)。
だって
みんなまともな結婚生活をしてるわけでもなく
子どもは、女に勝手に産ませて育てさせてる、って状況なんだもん。
なのに「それが免罪符」なんて、まあ都合のいい話ですよ。
単に見ながら
そりゃあ自分も年を取ったよなあ、と
イヤんなるほど思わされるのがキツいのかも。
ユアン・マクレガーだって
歳にしてはスリムな体型を保ってるけど
隣に20年前の映像を並べられたら
あのペッタンコで貧素で、しかしエネルギーだけはあったあのころとは
全然違うでしょ!って(笑)
作りの単純さもきになった。
かつて「ダメ」でいまも「ダメ」な同じ人間として
もうちょっと違う「希望」を
ワシは見たかったんだと思います。
★4/8(土)から丸の内ピカデリーほか全国で公開。
「T2 トレインスポッティング」公式サイト
ユアン・マクレガーもずいぶん年齢を取りましたね~~😥
あのころの仲間が集まって
パブから流れてワイワイ観る・・・的なことでもないと
この中年坊やたちを
直視するのはなかなか厳しいっすね(笑)
そんなシチュエーション、ワシにはないけど(笑)
自分を突きつけられてるからってのも
あるんでしょうけどね。