本日10/22~10/30、
第24回東京国際映画祭がいよいよ始まりました。
特別招待作品には
話題の新作23本がいち早く登場。
日本映画・ある視点や特別上映作品も含め、
観た作品をおすすめ順に
寸評とともに紹介します。
「マネーボール」
ブラッド・ピット主演、
「ソーシャル・ネットワーク」の製作者による実話の映画化。
「ソーシャル~」に似たスタイルで、
野球オンチでもグイグイ引きこまれる。
「永遠の僕たち」
ガス・ヴァン・サント監督。
他人の葬式に出るのが趣味という青年(「ハロルドとモード」みたい!)と
ある少女の出会いが、切なさ全開。
加瀬亮の英語が柔らかでうまい!
「Pina ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」
ヴィム・ヴェンダース監督が
09年に急逝した舞踏家ピナ・バウシュの舞台を映像化。
3Dで舞台を見せる、という試みが大成功。
「ステキな金縛り」
来週末公開。三谷幸喜監督のコメディ。
幽霊(西田敏行)がたった一人の証人、という法廷劇。
さすが愉快な話を思いつくなあ。
「がんばっぺ フラガール!~フクシマに生きる。彼女たちのいま~」
福島県いわき市のフラガールたちの復興にむけたドキュメンタリー。
全国キャラバンに密着するのかと思ったら違っていて、
もっと広く、福島の現状を伝えるものだった。
たぶん編集で変化していったのだろう。
「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」
3Dもキレイだし、コスチュームも豪華。
お子さんとポップコーン片手の娯楽作に最良。
「ゲーテの恋」
あのゲーテの若き時代を、生き生きと描く。
実際に本人、かなりハンサムだったらしい。
監督は「アイガー北壁」のフィリップ・シュテルツェル。
この人、なかなか手堅い。
「ブリューゲルの動く絵」
名画のなかに入っていき、絵の謎を解くような体験がおもしろい
絵画体験型ムービー。
シャーロット・ランプリングが出演。
「アントキノイノチ」
さだまさし原作。
亡くなった人の遺品を整理する仕事、という設定が興味深い。
榮倉奈々&岡田将生主演。
「トーキョードリフター」
松江哲明監督。
震災後、暗い東京の町を漂流する
ミュージシャンに密着したドキュメンタリー。
「ハラがコレなんで」
「川の底からこんにちは」の石井裕也監督。
仲里依紗を豪快な妊婦に仕立て
「こんな世の中だけど、生きてくしかないよ!」と励ます。
「指輪をはめたい」
スケートリンクですっころび、記憶をなくしたサラリーマン(山田孝之)の話。
小西真奈美のコメディエンヌぶりがいい。
ほかにもコンペティション作品、ワールドシネマなど
おもしろそうな作品が満載。
ぜひ映画の祭典をお楽しみください。
「第24回東京国際映画祭」公式サイト
いいですね~。
本当にうらやましい限りです。
あと、「ある視点」の賞に注目しています。
震災後の状況下、TIFF開催の意味は
大きいですね。
あとは『ハウルの……』じゃなくて
『ブリューゲルの動く絵』かな。
弟と女医がCMで共演していて珍しいと思っていたけど
映画があるからだったのかしらん。
おすすめス。
CM共演はたまたまじゃないかなア。
それにしても
弟と女医って、わかる人にしかわからんよ。
(by「ちゅらさん」……)