イギリスのコメディセンスって
わかるようで
ビミョーなときも……(笑)
「海賊じいちゃんの贈りもの」58点★★★
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ロンドンに暮らす
ダグ(デヴィッド・テナント)と
アビー(ロザムンド・パイク)夫婦。
彼らの3人の子どもたち
9歳の娘、6歳の息子、おしゃまな4歳の娘は
いずれも個性豊かだ。
ある日、一家は
おじいちゃんの誕生日パーティーのため
ダグの実家があるスコットランドに向かうことに。
だが実は夫婦は別居中で破局寸前。
アビーは子どもたちに
「おじいちゃんには、別居してるって内緒よ!」と
念を押すのだが――?
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BBC制作のハートフルコメディ。
家族モノ、なかでも
“おじいちゃんと孫モノ”というネタの飽和状態を
一歩超えようとしているのはわかる。
わかるんだけど、
うーん、ちょっと飛ばしすぎかなあ(苦笑)。
「え?」という展開の破天荒さが
笑いの範囲をちょっと超えているというか(笑)
ダメな大人たちと、
それを冷静に見つめるクレバーな子どもたちという設定も
賢い子どもたちの会話も
わかるんだけど、
ちょっと作りすぎかなあと感じてしまう。
ただね
スコットランドの風景は素晴らしく美しい。
ロザムンド・パイクも
ようやく「ゴーン・ガール」のイメージから
離れてきたかなあという感じで
フツーの、カリカリした奥さんで、いい。
じいちゃんの遺言にも共感しましたハイ。
★10/10(土)から角川シネマ新宿ほか全国順次公開。
「海賊じいちゃんの贈りもの」公式サイト
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