銃撃戦でコミカルで
ラブストーリーで、けっこう盛りだくさん。
「図書館戦争」60点★★★
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1988年、
あらゆるメディアを取り締まる法律が施行され、
自由に好きな本を読めなくなった日本。
そんな検閲に対抗すべく
図書館は「図書隊」を組織し、
ときには武力で本を取り上げる政府と戦っていた。
そして法律施行から30年後。
図書隊に新人の笠原(榮倉奈々)が入隊する。
だが、担当教官の堂上(どうじょう、岡田准一)は
厳しい鬼教官で――?!
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有害図書が武力で徹底的に排除されるようになった世界で
本と自由を守るために
「図書隊」が結成された・・・というフィクション設定。
荒唐無稽な設定かつ
「GANTZ」監督だけあって
けっこうハードなドンパチありの内容なのに
榮倉奈々のおとぼけキャラと
岡田准一の鬼教官の凸凹コンビによって
コミカルな軽妙さと
さらにラブストーリー要素まで入ってくる。
目まぐるしくも、努力のみえる作品でした。
いきなり岡田をチビ呼ばわりし(苦笑)
長い手足でうまく大きい芝居をする
榮倉がよい。
「なんで本で死者が出るほどの戦いが起こるの?」とか
「自衛隊推奨?」とか
世界に入れないと辛いものがあるけど
まあ、
盛りだくさんということで(笑)
有川作品はこのあと
「県庁おもてなし課」(5/11公開)もあるでよ。
★4/27(土)から公開。
「図書館戦争」公式サイト
アタルに謎解きにガリレオ!
ほぼ定番化されつつある“テレビ番組の映画版”
私は基本的にテレビドラマ観ないからどうでもいいんですが、安直過ぎるでしょう~。
で、本作。
榮倉奈々嬢の身長があと5㎝低かったら成立しがたい主役。体育会系のノリで頑張ってはいます。
岡田君はアクション上手い。
ドンパチ結構気合入ってはいても、所詮は“戦争ゴッコ”でしかない上に、敵役がいない!
石坂浩二も「耳毛」があるんだ~。
私はどんなにペケポンの作品でもエンドロールの途中で退席したことないのに、今回だけは例外。
簡単に言えば、私の好みの作品ではなかったっていうことで、選択ミスということでお茶を濁そう。
手足をもてあましているふうで
机の角とかにいかにもぶつけてそうな(笑)
キャラが伝わってきました。
アタルもガリレオも
ドラマ観てないし
ワシもどうなるか心配ですww