昨日、リベンジと思って
絵本『かいじゅうたちのいるところ』読みました。
かいじゅうたちのビジュアル
絵本にすごーく忠実なんですね。
特にKW。鼻から下がながーいところがそのまんま。
でもけっこう話はあっさりしてるのね。
番長が寝ていた核心部分は――?
みなさんぜひ映画館で!←汚いなあ。
で、今回はほぼ完徹で見たのに
ほとんど寝なかった(ほとんど・・・?)合格映画。
「オーシャンズ」70点★★☆
「WATARIDORI」のジャック・ペラン監督による
海の中を追ったドキュメンタリー。
「アース」「ディープ・ブルー」といった
ネイチャー系が好きな人は必見です。
です、が。
見終わって、最初に感じたのは途方もない罪悪感。
「人間って生きてるだけで罪!」と
ショックからなかなか立ち直れませんでした。
別に「自然保護」や「環境保護」の
重~い映画ではないんです。
ガラパゴスから南アフリカ、オーストラリア、そして日本など
世界各国の海の中を
最新技術を駆使して撮影したびっくり映像ばかりで
普段は絶対に見ることのできない
生物たちの営みを捉えた映像がすごい。
また同じ魚やペンギンを写しても
編集の妙でユーモラスになったりドラマチックになったり
退屈させないのは
さすがフランス人らしいセンスです。
イカの捕食の瞬間に驚き
カニ(かな?)の静かな戦いに笑い、
しかし
そうした自然界の調和にゆったりと身を任せているうちに
いきなり人間による漁のシーンが登場するんです。
これが衝撃的。
自然界のなかで人間が
サイアクに邪悪で凶暴な存在であると
はっきり自覚できます。
漁のシーンはごく短く、しかも
ここだけアニマトロニクス(コンピューター制御のロボット)を使って
動物たちを傷つけずに撮影されているそうですが
もうね、その衝撃度が強くて
ラストまでずっと悲しくなっちゃいました。
番長、生涯もうフカヒレは食べない!
(日本人による捕鯨のシーンもあるけど
ここは極力、中立に描かれていると思う)
ほかにもゴミのなかで泳ぐアザラシがいたり
動物愛護の気が過剰にある番長は
いままで見てきたネイチャー映画のなかで
一番「なんとかしなくちゃ!」と思いました。
あーもうプラスチックとか見るだけで
嫌悪と罪悪感が襲ってくる~~
「温暖化」とか人間の都合ばっかじゃなく
「生態系の保持」や「種の保存」
そして「物言わぬ動物や植物の生きる権利」が大事じゃ!
ホントのところジャック・ペラン監督って
ちょっと叙情的すぎるきらいがあって
あまり得意な監督ではないんですが
これは
DVDでいいから見るべき、見なくてはいけない映画です。
★2010年1/22から全国で公開。
「オーシャンズ」公式サイト
絵本『かいじゅうたちのいるところ』読みました。
かいじゅうたちのビジュアル
絵本にすごーく忠実なんですね。
特にKW。鼻から下がながーいところがそのまんま。
でもけっこう話はあっさりしてるのね。
番長が寝ていた核心部分は――?
みなさんぜひ映画館で!←汚いなあ。
で、今回はほぼ完徹で見たのに
ほとんど寝なかった(ほとんど・・・?)合格映画。
「オーシャンズ」70点★★☆
「WATARIDORI」のジャック・ペラン監督による
海の中を追ったドキュメンタリー。
「アース」「ディープ・ブルー」といった
ネイチャー系が好きな人は必見です。
です、が。
見終わって、最初に感じたのは途方もない罪悪感。
「人間って生きてるだけで罪!」と
ショックからなかなか立ち直れませんでした。
別に「自然保護」や「環境保護」の
重~い映画ではないんです。
ガラパゴスから南アフリカ、オーストラリア、そして日本など
世界各国の海の中を
最新技術を駆使して撮影したびっくり映像ばかりで
普段は絶対に見ることのできない
生物たちの営みを捉えた映像がすごい。
また同じ魚やペンギンを写しても
編集の妙でユーモラスになったりドラマチックになったり
退屈させないのは
さすがフランス人らしいセンスです。
イカの捕食の瞬間に驚き
カニ(かな?)の静かな戦いに笑い、
しかし
そうした自然界の調和にゆったりと身を任せているうちに
いきなり人間による漁のシーンが登場するんです。
これが衝撃的。
自然界のなかで人間が
サイアクに邪悪で凶暴な存在であると
はっきり自覚できます。
漁のシーンはごく短く、しかも
ここだけアニマトロニクス(コンピューター制御のロボット)を使って
動物たちを傷つけずに撮影されているそうですが
もうね、その衝撃度が強くて
ラストまでずっと悲しくなっちゃいました。
番長、生涯もうフカヒレは食べない!
(日本人による捕鯨のシーンもあるけど
ここは極力、中立に描かれていると思う)
ほかにもゴミのなかで泳ぐアザラシがいたり
動物愛護の気が過剰にある番長は
いままで見てきたネイチャー映画のなかで
一番「なんとかしなくちゃ!」と思いました。
あーもうプラスチックとか見るだけで
嫌悪と罪悪感が襲ってくる~~
「温暖化」とか人間の都合ばっかじゃなく
「生態系の保持」や「種の保存」
そして「物言わぬ動物や植物の生きる権利」が大事じゃ!
ホントのところジャック・ペラン監督って
ちょっと叙情的すぎるきらいがあって
あまり得意な監督ではないんですが
これは
DVDでいいから見るべき、見なくてはいけない映画です。
★2010年1/22から全国で公開。
「オーシャンズ」公式サイト
映画を観ていないから言えるのかもしれないけれど、漁はそれなりに必要な行為ではないかな。
とくに日本人は昔っから魚中心の食生活だったわけだし。
ただ、番長から聞いたフカヒレの話は、むごいと思った。フカヒレなんて食べなくても平気なんだから、そんな野蛮なことしてまで捕らなくてもいいと思う。
ゴミの問題は、自然を壊す、最低の行為だしね。
人間は地球の一員として、もっと謙虚に生きなくてはいけないと思う。
必要以上のものは求めないで、共存していきたいね。
漁っていうのは自分の食べる分だけを
海から「いただいて」いたんだと思いますよ。
食肉だって同じ。
それはまだ
食物連鎖の範囲内だったのかもしれない。
でも最近はまったくもって
利益追求のための行為でしょう?
そのやり方には心がかけらもなく
ありがたみも謙虚さもない。
漁ったって
ただのオートマチックな大量虐殺ですわ。
別に捕ったもの全部食べれるわけじゃないのに
「漁獲制限」を守らないとかね。
そういう現実を見て
心を痛めるような“まっとうさ”を持たない
人間なんて生きてる資格ないと
番長は思う
人間の自己中心的気質は
対人間だと問題になるけれど
動植物だと許されている。
それがおかしいってんです。
まあえらそうなこと言ってますが
番長は決して「まっとう」ではありませんよ。
人間の味方はしませんからね。
魚やお肉を食す時は、お魚にちゃんと感謝をして残さず食べなきゃいけませんよね。食べるからには、しらす一匹残さない心がけでいます。
魚にせよ、牛にせよ、犬にせよ、生き物全般の生命の大切さと尊厳を人間達は忘れてはいけないと思います。
うちにも猫(拾った)4匹います。
魚やお肉を食す時は、お魚にちゃんと感謝をして残さず食べなきゃいけませんよね。食べるからには、しらす一匹残さない心がけでいます。
魚にせよ、牛にせよ、犬にせよ、生き物全般の生命の大切さと尊厳を人間達は忘れてはいけないと思います。
うちにも猫(拾った)が4匹います(^-^)
メリさん、コメントありがとうございます。
まずは動物好きでいらっしゃるのに
さらに目を開かんと鑑賞された
勇気に感服いたします。
番長、すぐに憤怒するんですが
正直、こういう仕事をしていなければ
「いのちの食べかた」も
この映画も
避けてしまったかもしれない
弱い人間なのです。うー。
でも
ちゃんと目を見開かないといかんです。
子どもたちにだって
「食べ物を大切に」って口でいうのと
こういう映像を
(あくまでもフェアな視点から)
見せるのでは全然違いますもんね。
そして声に出していきたいものです。
またぜひ、のぞいてみてください。
ネコちゃん4匹も素晴らしいですね。
どんなにか、幸せなことでしょう。
うちもそのうち増えていくかな・・・