旅の楽しみは、3回ある。計画を練る、実行と帰ってからの思い出の品の整理。
この旅の整理は、5回にまとめたこのブログだけとなる。
今回の大阪ブラブラ旅では、一眼レフではかさばりすぎるので、デジカメだけは持って行ったのだが、それさえ1枚も撮らなかった。
大阪の地下街は独身時代、庭のようによく歩いたところで、たいしたものはなく、強いて言えば、観覧車だが、それもあいにくの雨でまともに見てもいない。
撮りたいと思った風景は2カ所。
折も折、至る所サクラが満開。みごとなものだった。
和歌山までの長い道中、特急では景色が飛ぶように去っていったであろうけれど、各駅停車でのんびり走るので、お花見もできた。
映画の1シーンにでもなりそうな田舎の小さなホームを取り囲むように咲きそろったサクラ。思わず「絵になるね?」って娘たちに言った。
それと天王寺公園の桜並木。
たいして大きくはないけれど、大阪に来たんだなぁ、って思える絵になっていた。サクラとビルと通天閣。
いずれも、シャッターこそ押さなかったけれど、目に焼きついている。
娘の修学旅行に向けての練習として行ったが、その点ではかなりの収穫があったと思う。本人も「すっごい勉強やったなぁ!」
「クラブ休んでも行った甲斐あった。すごい収穫や!」と。
大阪の人の流れに逆らうことなく、時間いっぱい見て回れたことも楽しく、帰路の電車から「また、行きたいなぁ。」 「楽しかったなぁ」 「次、いつ行けるかなぁ」と言っている。
あと5年もすれば、娘たちもそれぞれ友だちと行くようになるだろう。
こんな楽しみ方を一緒にできるのは、果たしてあと何回あるか・・・?
お金も時間も無いけれど、無いなりにチャンスはのがさずに、また行きたいものだ。