祖父母の家は井戸水で、夏は冷たく、冬は温かい水だったのを覚えている。
とても気持ちよく、でも水は貴重で、お風呂に入るにしても自分家のような使い方をしてはいけない！といつも厳しく言われていた。
釜場には、沢の水がひかれている。
沢からホースを引っ張っているので、流しっぱなしである。
以前、神戸から来たお客さんが「ムッチャ気になる
使わないときは閉めませんか
」と言ったことがある。
神戸の水は
高い
もんネ
大雨や台風のあとは、ホースにゴミが詰まって流れてこなくなり、主人は取水口まで点検に行く。
沢の水は、井戸とは違うし、流しっぱなしなので、夏はそれなりにヒヤッとした感じ。 冬は、それなりに冷たい。
2週間くらい前、その水は水と言うよりも温泉水のように温かった。
こんなことは今まで無かった。
外気も暑い上に水が温かいと、手を洗ってもさっぱりしなかった。
今日、木酢液を入れる為のペットボトルを洗っていると、今までのようにひんやりした水になっていた。
水を溜めているドラム缶に手をつけると、気持ちだけでも暑さを和らげてくれた。
９月スタート 少しは、しのぎやすい気候になりますように…