25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

貴乃花

2018年02月03日 | 日記
例えば、今回お相撲協会の理事立候補選挙で、投票方法が○をうつだけの無記名投票から、筆跡が残る投票方法に変わったことについて、ぼくなどはそんなバカな、と思うが、NHKとTBSは一切報じなかった。テレビ朝日は報じていた。
 今回の騒動で最も重い責任を負うの八角理事長と伊勢ヶ浜理事のはずだ。警察からの連絡がありながら、見過ごすようにして日馬富士を出場させた。貴乃花の文書によると、なんども揉み消しをはかられたというような記載がある。
 被害者側が責められるもだから、たまったものではないだろう。票をもつ年寄にも後援会あたりから圧力もかかったことだろう。
 なんともどうしようもない公益財団法人である。NHKの傘下団体と皮肉りたくなる。

 自分を利するほうに感情はながれる。自分はそうでないといわないが、まざまざと相撲界を通じてみせられると、この日本のどの分野においても大胆な改革ができるのだろうか、と思えてくる。 
 貴乃花はすでに四人の関取を育てた。実績が出始めたときの暴行事件であった。それでも、双子兄弟の貴源治、貴公俊、それに貴景勝がいて、有望な貴ノ岩がいる。弟子たちを一人でも多く関取にさせるのが親方の仕事である。新弟子希望者が減る一方で、貴乃花一門に優秀な新人が集まってくることも期待できるだろう。阿武松部屋では阿武咲が育ち、錣山部屋では阿炎が育っている。切磋琢磨は親方連中にも言えるのである。
 からだdsけがでかいうすら鈍い若者だけが入ってくる大相撲になってしまう可能性もある。様々スポーツを見る機会も増えている。相撲を選んでもらえるか、それが一番の大事だと思う。