「オデッセイ」という2015年制作のアメリカ映画をみた。たいへん面白かった。何がかというと、火星に取り残された男と、それを救うというストーリーの中で、生き延びるにも、救うにも、「知力」がいるということだ。そしてその知力を活かすも殺すのも「胆力」が必要だっということだ。火星や宇宙空間での制限されたところでの人間の動き方にも気をとられたが、つまるとことろ作者は「知識に基づいた知力を駆使する人間」と「危機のときに知力をつかった勇気を出す人間」
これが人間なんだ、どうだ、と言っているような気がする。さすがアカデミー賞作品賞などその年の数々の映画賞を総なめにした傑作であった。
主役のマット・デーモンにも敬意を表する。火星で生き残るための食糧を自分で栽培し、うまくいぅのだが、不慮の事故で瞬時に凍り、死滅してしまう。アクション映画にも出る彼はそれ相応の筋肉があぅた。火星を脱出うる時の彼は信じられないほどの痩せ方であった。この妥協のなさも、苦しかったろうと思わせるとともに、役への執念も感じる。急激に痩せることになひとつよいことはない。あえてそこまでするのは彼がまだギリギリ若く、肉体を取り戻せる自信もあるからなのだろう。
2年ほど前になぜこんな映画を観なかったのか、と不思議に思う。アンテナは高くしているつもりである。別のことに気をとられていたのだろう。それは何だったのか思い出せない。
これが人間なんだ、どうだ、と言っているような気がする。さすがアカデミー賞作品賞などその年の数々の映画賞を総なめにした傑作であった。
主役のマット・デーモンにも敬意を表する。火星で生き残るための食糧を自分で栽培し、うまくいぅのだが、不慮の事故で瞬時に凍り、死滅してしまう。アクション映画にも出る彼はそれ相応の筋肉があぅた。火星を脱出うる時の彼は信じられないほどの痩せ方であった。この妥協のなさも、苦しかったろうと思わせるとともに、役への執念も感じる。急激に痩せることになひとつよいことはない。あえてそこまでするのは彼がまだギリギリ若く、肉体を取り戻せる自信もあるからなのだろう。
2年ほど前になぜこんな映画を観なかったのか、と不思議に思う。アンテナは高くしているつもりである。別のことに気をとられていたのだろう。それは何だったのか思い出せない。