25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

佐川長官のことでデモがあるらしい

2018年02月05日 | 社会・経済・政治
 今日は尾鷲の奇祭「ヤーヤ祭」の最終日である。ヤーヤ祭が過ぎると春が一気にやって来るのがこの地方の気候である。梅の花が咲き始めている。庭の木瓜の花も芽を出してきて楽しみにしている。今年はもう少し庭のデザインをやろう、と思い始めた。

 花粉の季節もくる。ぼくは花粉症ではないが、花粉症の人はたいへんである。杉や桧の花粉でどれだけの薬やマスクが必要か。なのに、森林環境税が導入された。もしぼくが花粉症だったら絶対に抗議したいところだ。人工林が花粉を撒き散らすのを守ろうとする税金である。自然林にしてくれればよいが、森林環境税をどう使うのかもっと知りたいものだ。本当はこれは公害であり、山の持ち主が慰謝料を払わなければならないものだ。大迷惑である。昔欲をこいて山を買い、値が下がると手入れをせず放っておく、そんな山主も多い。
 戦後、農地開放は進駐軍によってなされたが、森林は旧来のまま残った。尾鷲の山のほとんどが人工林で、秋も冬も色が変わらない。もともと照葉樹林の地域だから、色が変わらないのもしかたがないのであるが、杉や桧の山ばかりみているとなんとも不愉快である。まして、林業への補助金、それになにか公共の建築物でも建設されるとなれば、地元材を使えと喧しい。慰謝代を払う意思などあろうはずもない。
 文句を言わない日本人。それが2月16日だったか、「佐川国税庁長官辞めろ」のデモが東京であるらしい。それはそうだろう。彼がいれば税務署が入って来たとき、資料提出を立派に拒むことができる。税務署職員を助けるためのデモなのだろうか。単に、嘘つき佐川は許せん、というものだろうか。どちらにしても、ぼくだったら、資料提出は一切しないだろう。

 今夜はマイナス2度になるという。金魚、メダカたちの最後の試練となることだろう。三宅さんところの金魚が弱りきっていて、逆さまになってふらふらしている。せめて水槽に蓋でもしてあげればと生意気にも助言したのだった。