木瓜酒を飲んでみた。完全に梅酒のようでなく、なんと言ったらいいのか初めての味だった。「苦味」と「酸味」があり「フルーティーさ」はなかった。というわけでは格段に美味しい物でもなかったので、庭の大きな木瓜の実はそのまましてある。そしたらその木瓜をくれた女性から、「あんな実らあ、はよ取ったらな。来年、花の咲きが悪なるで」
「えっ、ほんとう?」「当たり前やないかな、実のほうに栄養が吸いとられるがな」
ほんまかいな、と思ったが、この筋では大先輩であり、大経験者である。
先日、透水性のコンクリートをつくり、ついでに保水性のコンクリート、それにセルベトンという「砂を土に変えた物」を作る実験をしてみた。透水性コンクリートは見事に透水した。さらに保水性のコンクリートを作るのに、セメントと保水力の高い乾燥苔をコメリで見つけたので、それを使って作り、それをガラス容器に入れた。そしてその上に砂とこれまた乾燥苔と混和剤で混ぜ、土のようなものにし、上に入れた。ひとつの瓶にはサボテン。もうひとつには名前は知らないが100円ショップで売っていた植物を入れて様子を見ることにした。水の投入は最初の一回きりである。今一ケ月経っている。晴れの日は外に置く。曇りと雨の日は室内に移動する。今のところ枯れないでいる。
内モンゴルの黄土高原も一年でいくらかの雨が降る。雨が降る日、そのチャンスを狙って、苗植えをすれば保水性コンクリートとセルベトンの中で植物は根付くかもしれない。そんな想像があり、今度は「乾燥した空間で別の苗か種を実験してみようか」と思っている。木を植えることができたら防砂林になる。防砂ができると道路が作れる。農地が作れる。雑草が生えてくれれば羊を飼うことができる。
日本で保水性のコンクリートは必要はないが砂漠の国は必要大である。これは日本では見向きもされないが実は最先端技術なのである。
「えっ、ほんとう?」「当たり前やないかな、実のほうに栄養が吸いとられるがな」
ほんまかいな、と思ったが、この筋では大先輩であり、大経験者である。
先日、透水性のコンクリートをつくり、ついでに保水性のコンクリート、それにセルベトンという「砂を土に変えた物」を作る実験をしてみた。透水性コンクリートは見事に透水した。さらに保水性のコンクリートを作るのに、セメントと保水力の高い乾燥苔をコメリで見つけたので、それを使って作り、それをガラス容器に入れた。そしてその上に砂とこれまた乾燥苔と混和剤で混ぜ、土のようなものにし、上に入れた。ひとつの瓶にはサボテン。もうひとつには名前は知らないが100円ショップで売っていた植物を入れて様子を見ることにした。水の投入は最初の一回きりである。今一ケ月経っている。晴れの日は外に置く。曇りと雨の日は室内に移動する。今のところ枯れないでいる。
内モンゴルの黄土高原も一年でいくらかの雨が降る。雨が降る日、そのチャンスを狙って、苗植えをすれば保水性コンクリートとセルベトンの中で植物は根付くかもしれない。そんな想像があり、今度は「乾燥した空間で別の苗か種を実験してみようか」と思っている。木を植えることができたら防砂林になる。防砂ができると道路が作れる。農地が作れる。雑草が生えてくれれば羊を飼うことができる。
日本で保水性のコンクリートは必要はないが砂漠の国は必要大である。これは日本では見向きもされないが実は最先端技術なのである。