25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

寿命が百年伸びたとして

2018年10月27日 | 社会・経済・政治
 朝、寝床をでて階段をおりながらふと思った。宇宙旅行をづるのに1000万円かかる。それを払えるものが宇宙に行き、地球を俯瞰し、月を見る。多くの人はそれを羨ましいとは思わないから、今のところ問題はない。
 ところがある日「若返りをし、寿命を100年伸ばすパッケージ治療」が一億円で売り出された。そのときホモ・サピエンスが別の人類に分岐するときなのではないか。一億円出せるヒトは寿命を伸ばす。出せないものは早々に死んでいく。しかし、このパッケージ治療は需要があるから値下げが起こってくる。保険が混乱してくる。
 癌の特効薬であるオブシーボも、小規模のお金を持つもの、持たないものの差を象徴する薬である。免疫治療の研究は進み、癌は克服されていく。
 予防医学も進展し、ついにパッケージとなった予防コースが出来上がる。年に一回、それを十年行う。一億円である。
 社会の混乱はあったが、それも収まり、一億円が百万円となる。一年で十万円である。これで人類は多くのヒトが二百年生きられるようになる。
 残る問題は事故、災害死と自殺死である。

 そんな時代はもうすぐそこまで来ているような気がする。第二次産業革命以降の急速な科学技術の進展は、いよいよ超加速化するように思える。ぼくなどその科学の原理の欠片も知らないのにだ。