25時間目  日々を哲学する

著者 本木周一 小説、詩、音楽 映画、ドラマ、経済、日々を哲学する

分断か統一か

2018年10月15日 | 文学 思想
そこに石があって、あっちに川があって、道があってと実際に目に見えて存在し、だれでもそれに触って確かめることができる。そういう確かな世界がある一方で人間の想像の世界にはいろいろな霊や神とか目に見えないややこしいものがある。

 まだ一神教の歴史はたかだか2000年ほどのものであるからじんるい700万年の歴史からすれば一瞬のことではある。遠い未来に「一神教の時代があり、それは同じ神から生まれたユダヤ教、キリスト教、イスラム教であった。宗教の最後の姿は国民国家であり、そのなかには民主主義も、個人主義も、共生を謳うイデオロギーも含まれるのかもしれない。

 アメリカの25%の人がキリスト教プロテスタントの福音派であり、この熱心な共和党支持者たちはブッシュの戦争にも熱心で、トランプ大統領の支持基盤である。

 キリスト教をカトリック教会から取り戻した歴史をもっているし、プロテスタンティズムが自由主義と資本主義発展の大きな精神的基盤だったから、彼らの近代への自負心はぼくなんかの意識とか無意識など比べ物にならないほどの闘争心で満ち溢れているのではないか。

 しかし俯瞰して歴史の流れをみると、人類は統一の方向にちょっとずつ歩んでいるようだ。その前に大きな宗教戦争が起こるのではないかなどと心配する。
 昨日、テレビでロボットの歩き具合が走るように速くなり、大きな段差もスイスイと跳び上がりるのを見た。重心移動もまさにパーフェクトな人間の動きのようであったのに驚いた。こういうロボットは危険なところで働いたり、災害救援にも、戦争のためにも使用されることだろう。

 人類の分断のために使われるか、統一のために使われるか、わからない。先端技術は最終的にはすべて権力が所有するものである。
 アメリカの白人の危機感は大きいようだ。彼らの動きがどうなるのかが、アメリカの行方を示すものだ。プッツンしそうでなんだか不気味ではある。