今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

様々な知恵を入れたキノコのミートソース。

2018年10月07日 | 今日の料理
キノコ料理を試してみよう。

「ミートソース」

野菜の直売所で肉厚の良いシイタケが安く売られていたので前に作ったミートソースとは違うシイタケ入りの簡易なミートソースを作ろうと思った。
(トリュフか?ってぐらい、芳しい香りのする肉厚で良いシイタケだったので少し取っておいた)

軸と身を刻んで

タマネギ・ニンニク・挽肉で

①ニンニクは軽くオイルに漬けて取り出し

タマネギと軸を炒めて

挽肉とシイタケの身も炒め(肉先でも良かった)、ついタマネギをよく炒めるクセが出て。

塩胡椒で軽く味をつけ・・・

トマトジュースを

ローレルをちぎって入れ

少し煮たら塩胡椒で味を整え

②別の料理分に取り分けてから

バターと小麦粉を混ぜ即席ブールマニエを作り

トロミを付け、

なんとなくミルキーに優しくしたかったので余っていた牛乳も

パンチと酸味(←実際、キノコのミートソースには酸味を足す為に酢と砂糖を入れるレシピがワリとある)が足りなかったのでケチャップ

最後はEXオリーブオイルで軽く風味付け

やっぱりお肉の半分がシイタケだと、コクが足りないのでオリーブオイルを足した。

「キノコピッツアの準備」

宅配ピッツアのチラシを眺めていて(←うちは「あれは頼むもんじゃない、観るものだ!!」って育った!!、高いんだもの・・・)
キノコのピッツアってクリーム系が多い事に気付いた・・・
で、ホワイトソースはともかく、クリームチーズをこの為に買うのもなぁ・・・って。
(チーズは好きだけれど、クリームチーズは酸味があまり好みではなくて、キライじゃないんだけれど、値段と釣り合わないイメージ、食べれば美味しいと思うんだけれど)

じゃ、余っていた牛乳を温め、酢を入れて

放っておけばカッテージチーズが出来るなぁ・・・って

横着してキッチンペーパーで濾さないで水(←ホエー)切り

水(←ホエー)切りをしている間に余っていたシメジとエリンギを少々、適度な大きさにして

刻んだタマネギとバターを溶かし鍋で炒める。
(香りが良過ぎる!!)

1度鍋から取り出し(←鍋は洗わないでOK

カッテージチーズが少しだが出来た・・・業務用じゃないからから十分だろ・・・

で、そのホエーに先ほど炒めたキノコから出た汁(←旨味成分)も入れておいて

先ほどの鍋にバタを溶かし、小麦粉を入れ、炒め、あぶくが出てきたら
キノコの旨味が入ったホエーをジャバっと一気に入れる=加熱する事で、牛乳に入れたお酢の酸味が吹き飛ぶ!!
(でも水よりコクと栄養分はあるっちゅう話よっ、←良い事考えたろ?

手早くかき回していると、以前学んだ簡易ホワイトソースと同じカタチで、手軽にホワイトソースが。

そこにキノコ類を戻し入れ

塩・胡椒で味を整える。

カスタードクリームみたいに火が入り過ぎない様に何か器にあけておく。

(冷めヅライから)

「ピッツア生地」

もうレシピを観るのも疲れて適当な配合だったけれど、フィンガー・テストもOK。

生地を成型して、明日の準備万端。

流石に明日は日中居ないから、野菜室に入れて低温発酵にするか・・・

翌日、成型をして(セコく小さい生地を拡げ過ぎたか)、キノコのクリームソースを敷いて、カッテジチーズを散らし、

オリーブオイルを塗った鉄板の空いている部分にキノコを少々一緒に焼くイギリス料理の知恵だ。

で焼いている間・・・

もう片方をのピッツアの伸ばして(もう伸ばし過ぎて日本のピザだな)、②で取り分けておいたキノコと挽肉のトマトソースを塗り①でスグに引き上げておいたニンニクを崩して散らしマリナーラ風に

そこへ、先ほどのキノコのクリームソースピザが出来上がったら、四隅で焼いていたキノコ(←シマッタ忘れてやや焼き過ぎていた)を

散らして焼く

焼いている間にキノコのクリームピザを食べる
(美味しいんだけれど、拡げ過ぎ&焼き過ぎたな・・・もっと常温に戻してから焼けばもっと膨れたのに、課題だ
少し塩気が足りないか、優し目な味、ま、家庭だからいっか。

キノコと挽肉・カリカリガーリックのマリナーラ風も出来た。
クリームソースでなくても美味い、キノコ類はその芳醇な風味がチーズのコク代わりになる、ニンニクも代わりになるし)

もう1個の大きい生地は流石に拡げ易かった。
(ホワイトソースに散らすカッテージチーズが無くなったので実験でプロセスチーズも)

こっちは流石に膨らんだぞ

カタチはイビツだが、味はそんなに悪くないぞ!!!

普通のチーズでも自分は全然OKだな。勿論カッテージでも無難。

「再びミートソースへ戻ってパスタ」

翌日まで寝かせておいたミートソースをレンチンしてスパゲティを。
(熟成ミートソースは美味しい)

半分シイタケなので沢山かけてもヘルシー
(ただやはり肉だけより、シイタケの水分が出易いのか、味がアッサリとしている、だから濃くしようと塩気を追加してしまう危険性もある=だから現代は物足りなくて外食をすると塩気が強いのかな?って、少しで満足させる為&お客様にインパクトを残させる為に味を強くする)

余ったので翌々日、上記を踏まえ、塩気を少し強くして茹でたショートパスタのフジッリとペンネ少々に絡めたら
(日本人はパスタ自体に塩分濃度を付けソースと合わせる感覚が乏しいと料理関係の媒体で見た)

これがフジッリの隙間にキノコのミートソースが入り込んで美味しいのなんのって、
(あ、キノコの風味とぶつかる追いEXオリーブオイルは要らないからね。)
※フライパンで温めれば絡めちゃうんだけれどね、自分で絡めるのも楽しい。


コメント
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