=118 ~木の因数分解~(家具工房つなぎブログ)

南房総でサクラの家具を作っています。ショールーム&カフェに遊びにおいでください。

鑿と鉋

2009年04月10日 | 【授業】伊那技術専門校木工科
大工ではありませんが、鑿と鉋は必須アイテム。素人ながらこれらの必須アイテムを手にすると、なんだか少しだけ職人になった錯覚を感じます。
しかしご覧の通り、学校から貸与された鑿は10種類程もあります。鉋も5種類程。それぞれに意味があるから存在している道具なのですが、なんだか難しそうです。とにかくこれを身体で覚えたいです。

午後からは、これら鑿鉋を研ぐための台作りを開始!初めての作業は、木材からの台の木取り。一本の木材から出来るだけたくさんの木取りができたほうが無駄がなくいいのですが、木には節があったり、ヒビがあったり。それらをうまく避けて考えなければいけません。
そして木取りができたら、鋸で切断。これがまたズレたりしてまっすぐ切れないうえに、やたら疲れるのです。

さて本日もT先生の罵声とも独り言ともとれる声が快調に響いていましたが、その中で本日一番心に留めておきたい言葉。それは「自分が動け」でした。
例えば、道具箱から工具ひとつ取るのも、道具箱を引きずって寄せて取るのではなく、自分から動いて取りに行くということ。きっとこれは何の作業にも共通して、億劫がったらいいものはきっと作れないのでしょう。
肝に命じて頑張ります!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

道具箱

2009年04月10日 | 【授業】伊那技術専門校木工科
入校2日目。
本日もオリエンテーションが多かったですが、午後にはついに教室から作業場に移りました。技術を学ぶのですから教室で机にかじりついていてもしょうがないのです。
そしてまず各人に配られたものが道具箱。箱と言っても写真の通り長さ80センチくらいはあります。そして中には本日購入したり学校から貸与された工具類がごまんと入っています。果たしてこんなに多くの工具を使いこなすことが出来るようになるのでしょうか?心配です。

本日の特記事項は、「お弁当業者さんプレゼン大会」。これはお昼休みに会議室を使って実施されました。2社がプレゼンに参加されましたが、手持ち時間があまり許されていなかったのでしょうか、両社とも200円台後半の価格訴求からスタート!我々のクラスメートの間では、結局代金支払い方法のところがポイントとなり、毎月振込みという一社に対し、回数券購入方式のお弁当屋さんに軍配が上がりました。
私としては是非「お弁当屋さんとしての理念やコンセプト」も聞きたかったと思ったのは、前職のコンサル病でしょうか。
いずれにしても、会議室を埋めた生徒の参加ぶりは「弁当がいかに優先度の高い重要テーマであるか」ということを物語っていたと同時に、非常に平和な光景であるように私には思え、とても楽しむことができました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする