「ファエリシモ チョコレート ミュージアム」に行って来ました。
カカオとチョコレートのミュージアムです。今回はエス コヤマの美しいパッケージと映像が流れていました。これは卑怯だと言いたくなるほど美味しそう。バレンタイン前に来ていたら散在したかもしれません。恐ろしい。チョコの本のコーナーやフォトスポット、最後の世界のチョコレートの部屋が圧巻でした。見たことある缶やパッケージも。1年に1度くらいはいいチョコを食べてもいいかなと思いました。でも手が出ない。ううう。
今日は市民講座の読書会。今回のテーマは「オールジャンル会」です。
ここでは読む人が少ないだろうなと異世界物の紹介を。過去作品から現在の話までどんな本があるか調べて分類してみました。ざまぁ系の元祖は「モンテクリスト伯」らしい。なるほど。それで漫画「ペスト明けたら遊びましょ!」を紹介(異世界転生ものじゃないんかいっ)。ドイツの村に引っ越して来たパン職人を通して、中世ヨーロッパが本当に暗黒時代だったかと検証しています。村にいた魔法使いの女性が日本人。部屋がここにつながっていて入ったのはいいけど出れなくなったと。向こうからは物資は来るので電気が通っていますし、お風呂もあります。村も意外とちゃんとした生活な気がしました。パンが美味しそうだったし。他の人はアメリカ文学だったり、ロシア文学だったり、ほのぼの短編連作だったり、エッセイだったり。すごくちゃんとしていました。
映画「ヒプノシス レコードジャケットの美学」を見て来ました。
レコードジャケットって何かかっこいいなと思っていましたが、ここのおかげなのね。LPの頃です。すいません。それまでバンドの写真とアーティスト名が大きく掲載されたジャケットが普通だった時代にランド・アートを採用したジャケットを採用したアート・デザイン・スタジオ「ヒプノシス」。ヒプノシスを結成したストーム・トーガンとオーブリー・“ポー”・パウエルの物語です。ピンク・フロイド、レッド・ツェッペリン、ポール・マッカートニーなど様々なジャケット秘話が名曲と共に出て来ます。今でこそCGですがイラストレーターもない時代に接着剤で作ったと職員さんの言葉が。それはまだいいのですが、本当に現地で写真を撮っているのがすごい。ハワイで海辺でカウチに座る羊とかスイスの山の頂上に銅像を置いて写真を撮るとか。ひどいのは工場に巨大な豚のバルーンを浮かせ写真を撮ったもののバルーンの紐が切れ豚が飛んでいき、近くの空港の飛行機を発着を止めたこと。スタントマンにスーツを着てもらい火をつけたのもひどいけど。今は全部CGね。創成から巨大産業になりMTVの時代になりつぶれていくまでの話です。一人はどんどん詰め込んでいこうとし、一人は削ろうとする。違う方がいいけどどんどん亀裂が生まれます。うん、ちょっとつながって来ました。レッド・ツェッペリンの腕の刺繍がちょっと出ていました(そこかいっ)。