秋なのに今日も雨ですね 私は行けないけど
友人達は月例ゴルフです
なんか小気味いい気分です
そこで今日の歌 懐かしい森山加代子の歌った1961年の迷曲です
秘祭ヒラルパニア
インド雨季礼讚の歌
じんじろげ 森山加代子
11月になったとは思えない暖かさの日が続いて
いささか気色悪い
加えて昨日はから雨雨雨
土日は読書日と決め込んで取り出したのは
ジュノサイド 高野和明著角川書店刊
久しぶりにハードカバーを奮発した
GENOCIDEシュノサイドの定義
国民的集団の絶滅 集団殺害(隔離)
本著で天才アーサー ルーベンスはいう
ヒトという動物は、原初的な欲求を
(原初的欲求=性欲 食欲)
知性によって装飾し、隠蔽し、
自己正当化を図ろうとする欺瞞に
満ちた存在なのだと
イラクのフセイン大統領がアメリカの 報復の煽りをくって
軛殺されたと思ったら
アルカイダのオサマビンラディンも射殺の憂目
そして今度はシリアのカダフィ大佐が追放され 反体制派に
殺されたようだね
石油産出国であるがゆえの不幸と言うか 欧米列強?の思惑で
内政干渉が酷い!
いつになったら中東は平和になるのだろう?
そんな中東にひきかえアフリカに
意外と先進国 やマスコミは無関心なようだが
そんなアフリカで今なにが起こっているか
大量殺戮の民族間戦争だ
ジユノサイドはそんなアフリカを舞台にした 物語だ
以前アフリカコンゴで起きた 奇病 エボラ出血熱をテーマにした
アウトブレイクという映画があったが 本著でもそんなコンゴが
舞台として登場する
本著のヒントはそこに有るのだろうが もっと複雑なストーリーに
なっている
最初読みかけた時 ラドラムかカッスラー?
の訳本を読んでいる様な錯覚に陥った 何とも日本離れをした
ワールドワイドな
SFミステリーになっている
内容はネタばれになるので割愛しておく
中々読み応えがあったが 横文字(カタカナ語)に弱い
私にはiPadでの検索に時間をとられる作品だった