インターネット上で面白い写真を見つけた
カラー???手着色したものか?
いつの頃の農村の風景だろうか?
手前の女性は稲をせんばこぎに通して脱穀している
男性はヘイフゴと呼ばれた藁製のカゴに脱穀した籾を
入れて天秤棒で担いで運んでいる様子だ
こんな風景は昭和27年生まれのおいらも
田舎で普通に目にして居た風景だが
今は見る事は叶わない
余談だが
この後家の庭に広げた筵に籾を移して
もう一度天日干しした後
土臼(とうす)呼ばれる籾摺り機にかけ
其れからでたものを
唐箕に移してサビてすくもをとばす作業がまっている
(サビるとは唐箕を上下に煽って風を使って軽い籾殻を飛ばす事だ)
おいらの田舎では籾殻のことを籾皮(スクモ)とよんでいた
まだまだ白米として食べるまでには繁雑な仕事がたくさんあったが
そんな作業も今では機械化であっという間に出来てしまう
農機具代には頭が痛いが
これでは
米の価格が極端に下がったのは仕方ない事かもしれない
この文を書くうちに次々と
昔の農作業の様子が浮かんで来て止まらなかった
長文失礼しました